泉鏡花記念館では只今
企画展「泉鏡花×中川学『龍潭譚』」
〜Mac×Illustratorでよみがえる幻妖の美の世界〜
を開催中です

　今から100年以上前の1896（明治29年)11月、鏡花23歳の年に発表された「龍潭譚」（りゅうたんだん）は

美しくやさしい姉とともに叔父夫婦の後見をうけて暮らす少年・千里が神隠しに遭う物語　

　1900（明治33年)に発表され、鏡花の代表作となった「高野聖」にも通じる世界を持つこの作品は、鏡花が描いたあらゆる幻想譚・異境物語の原風景ともいえます

　人気作家・万城目学氏（「鹿男あをによし」「プリンセス・トヨトミ」）が「週刊文春」で連載中の小説「とっぴんぱらりの風太郎」の挿絵を手掛け、注目を集めている京都在住の気鋭のイラストレーター・中川学氏のMac×Illustratorによる色あざやかな挿画で現代によみがえります


泉鏡花記念館へは本館よりふらっとバスが便利です（大人100円・20分）

企画展「泉鏡花×中川学『龍潭譚』」
〜Mac×Illustratorでよみがえる幻妖の美の世界〜

会期 入館平成２３年８月６日（土)〜平成２３年１１月６日（日）
　　　　　9:00~17:00（入場は16:30まで）
　　　　　会期中無休／※会期中展示替えが３回あります。

入館料　一般：300円／65歳以上：200円／高校生以下：無料
　　　　団体（20名以上）：250円

トーク×ライブイベント『龍潭譚〜絵と音でつづる龍潭譚の世界〜』
中川学と学芸員によるトークとハンマーダルシマー奏者山口智氏のインストライブを開催致します。
《日　時》10月15日(土）18:00~20:30
《場　所》主計町 土家（かずえまち つちや）主計町2-3　定員30名
《入場料》500円（ドリンク付）
　※要申込　9月6日（火）より電話受付（泉鏡花記念館：tel 076-222-1025）

今年の中秋の名月は、9月12日

一年で一番月が美しいそうです

しいのき迎賓館周辺では

９月１１日（日）・１２日（月）に
秋の城と庭のおもてなし
【中秋の名月観賞会】が開催されます


金沢城公園と兼六園が夜間開園され、

名園と城に浮かぶ名月を鑑賞することができます

季節を感じるおでかけをお楽しみください


日時：９月１１日（日）・１２日（月）
　　　19:00〜21:00 

問合せ先：金沢城・兼六園管理事務所
　　　　　　（076-234-3800）

 

当館から歩いてすぐ日本三名園の兼六園では

８月１４日〜１６日まで無料開園を行っています！

ぜひこの機会に緑の美しい庭園をお楽しみください


なお、石川県民の方は期間に関らず
毎週土曜・日曜の入園が無料です
（身分証明書の提示が必要）

また、６５歳以上の方は証明書のご提示で
いつでも無料で入園できます










※兼六園は桜の花見時期１週間と、
百万石行列の週の金・土・日、
８月１４日から８月１６日、文化の日（１１月３日）、
年末年始（１２月３１日から１月３日）に無料開放されています。

金沢能楽美術館では

企画展　花をまとう〜能を彩る植物I〜

を開催中です

　
２８点のほとんどが金沢市指定文化財に指定された作品となっており、

江戸時代18世紀頃からのものとは思えないような美しく艶やかな

能の装束・帯・扇等を展示しています


展示は"菊・四季・唐草・藤・牡丹・柳・桜”の『花』をテーマにした物に加え、

室町時代の能楽者であり、「風姿花伝」をはじめとし、珠玉の芸道論を生み出した『世阿弥』

の作品『班女（はんじょ）』をテーマにした展示形式となっています。

　展示室にはロマンティックな「班女」の作品解説や

　1階書籍のコーナーでは「世阿弥の花言葉」もご覧になれます

植物をテーマにした能とともに、能の理想美である「花の風姿」を感じられる作品展です

金沢能楽美術館は本館から歩いて約３分

企画展　花をまとう〜能を彩る植物I〜

詳細はこちら・・・

開催期間：平成23年6月4日(土)〜9月25日(日)

開館時間：午前10時〜午後6時(入館は午後5時30分まで)

休館日　：毎週月曜日　(祝日の場合はその翌日)

入館料　：一般　￥300、65才以上　￥200、団体(20名様以上)　￥250
　　　　　　高校生以下　無料

 
石川県立美術館では現在

ホノルル美術館蔵　「北斎展」
~葛飾北斎生誕２５０周年記念~

を開催しています

１０，０００点もの浮世絵版画をはじめ、
東洋美術の宝庫として界的に知られるハワイホノルル美術館

その所蔵品から「冨嶽三十六景」、「諸国名橋奇覧」などの揃い物や
日本初公開肉筆画も含めた１６０余点を紹介します。
所蔵品による北斎展は、館外で初めての開催となります。

貴重なこの機会をどうぞお見逃しなく

また、県立美術館の裏手には本多町につながる遊歩道があります
「美術の小径」と名付けられたこの道の脇には
辰巳用水が滝のように流れ、暑い日でも束の間の涼しさを感じさせてくれます。
周辺散策の際には是非通ってみてくださいね








県立美術館企画展示「北斎展」の詳細はこちらです

ホノルル美術館所蔵　「北斎展」
~葛飾北斎生誕２５０周年記念~