2013年6月3日
カキツバタ?ショウブ?どっちでしょう
「兼六園のは杜若?それとも花菖蒲?」
この時期お客様によく聞かれる質問です。兼六園の曲水を彩るのはカキツバタなんですよ〜♪
確かに杜若と花菖蒲って似ていて判別しがたいですよね。
そのうえ菖蒲湯に入れる菖蒲と花菖蒲はまた別もので、これにアヤメが加わると益々混乱 (笑)菖蒲は形状こそ似ているものの、ガマの穂の様な花が咲くので開花すれば一目で分かります。
そこで今回3種の花を簡単に見分けるポイントをご説明しますね♪
☆杜若(カキツバタ)
5月中旬に開花 水辺や湿地で育つ 背丈は中位(50〜70?)花びらの基に白い目型模様
☆あやめ
5月中旬〜下旬に開花 土で育つ 背丈は低い(30〜60?) 花びらの基に網目模様
☆花菖蒲
5月下旬〜6月下旬に開花 土と湿地どちらでも育つ 背丈 は高い(80~100?) 花びらの基に黄色の目型模様
なんとなく分かって頂けたでしょうか。ようやく分かりかけた所にもう一つ混乱の種を。
アヤメもショウブも漢字にすると同じ「菖蒲」なんですよ
ホント、悩ましい・・・・
兼六園のカキツバタ、ピークは迎えたものの今週末辺りまではまだまだ楽しんで頂けると思います。
是非ご覧下さい。とっても綺麗ですよ