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2011年3月17日

いまこそ日本国民の力を!

3月11日の東北地方太平洋沖地震で被害に遭われた皆様に、

心からお見舞いを申し上げます。



阪神大震災からわずか16年で、それを上回る大規模な地震が

日本を襲うとは、予想もしていませんでした。

この一週間、津波発生時の映像や、被災された人々の

困窮を極めた生活を目の当たりにして、我が目を疑い、

また、心が沈む思いです。



なにか自分にできることはないかと考えましたが、

わずかですが募金をさせて頂くことしか、難しいのが現実です。



この災害でいろんな方がコメントを述べているのも興味を持ちました。

石原都知事の「天罰」発言は極めて不適当と思いますが、

「日本人が我欲におぼれている」という意見には賛同することもあります。



元来、日本人の美徳と思われていた、「謙虚さ」「思いやり」「秩序」

といったことがどんどん失われていくことに、心を痛めている方も

多くいらっしゃると思います。

「モンスター○○○」と呼ばれる極めて利己的な人たちが確実に増えています。

しかも、本人はそういった意識が全くなく、「当然の権利」として

主張します。

「自由」や「権利」という印籠をかざして、自己の利益のみを追求するのは

はき違えているとしか思えません。

「自由」は公共の利益に反しないことが大原則ですし、

「権利」には「義務」がつきまとうことを深く認識すべきでしょう。



避難生活をする方々の映像をみて、海外メディアがこぞって

驚きを表しているそうです。

こんな状況でも、日本人が暴動も略奪も起こさず、秩序を保って

みんなが助け合い、ゆずりあい、困難を乗り越えようとしている姿に

感動しているそうです。

被災された方々が東北の農村部の人たちであったから

美しい日本人の心が残っていたのかもしれません。



私を含めて被災していない多くの人々は

今も食事にも生活にも、何の不自由もありません。

ただ、明日には我々にも同じことが起こらないとは言えません。

いまこそ、日本国民が本来持っていた「心」を取り戻し

国をあげて復興に尽力すべきときだと思います。



被害に遭われた方々には、一日も早く正常の生活に

戻れるようお祈りいたします。

投稿者:acchanat 21:56 | 日記 | コメント(0)

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