2012年12月21日
G1 最終章 有馬記念
いよいよ今週は中山グランプリ、『第57回有馬記念』です。
日本中央競馬会[JRA]の2012年、最後のG1レースとなります。まさにG1最終章です。
ファン投票で出走馬が決まる競馬のグランプリ、『第57回有馬記念』は、12月23日(日)、中山競馬場の芝2,500メートルで行われます。
今年のファン投票の結果は、下記の通りでした。
1位 オルフェーヴル 90,474 牡4
2位 ルーラーシップ 65,330 牡5
3位 エイシンフラッシュ 59,467 牡5
4位 ジェンティルドンナ 59,206 牝3
5位 フェノーメノ 54,857 牡3
6位 ゴールドシップ 54,555 牡3
7位 トーセンジョーダン 38,263 牡6
8位 ヴィルシーナ 36,431 牝3
9位 ダークシャドウ 32,428 牡5
10位 トゥザグローリー 30,318 牡5
ファン投票1位の昨年の三冠馬で、フランスで毎年行われている世界最高峰のレース「凱旋門賞」で2着となった「オルフェーヴル」と、その「オルフェーヴル」に「ジャパンカップ」で勝ったファン投票4位の「ジェンティルドンナ」など5頭は、残念ながら出走しませんが、ベスト10のうち5頭が出走を予定し、日本中央競馬会の推薦委員会に推薦されて出走する推薦馬もなかなかのメンバーがそろっており、熱いドラマが期待できそうです。
ちなみに、有馬記念は1956年に、当時の日本中央競馬会理事長であった有馬頼寧氏が東京競馬場で行われる日本ダービーに匹敵するような大レースを中山競馬場で開催したいと計画し、そのアイデアとして、ファンがより親近感を持てるようにとファン投票により出走馬を選出するオールスターレース方式のレース「中山グランプリ」を新設したことに始まります。
プロ野球のオールスターと同様の競馬のオールスターレースは、当時の世界の競馬先進国でも類を見ない画期的な選抜方法であったのですが、第1回を盛況の内に終えて間もない翌1957年1月9日に提唱者の有馬氏が急逝したため、有馬氏の数々の功績を称えて、第2回以降は「有馬記念」と名称を変更し、現在に至っています。
今年のファン投票1位の「オルフェーヴル」の得票数は、90,474票でしたが、歴代の最高得票数は、第34回1989年の1位「オグリキャプ」の得票数は197,682票でした。
自分は、過去56回のうち、天馬と呼ばれて愛されたあの「トウショウボーイ」が3歳で優勝した1976年の第21回からこの「有馬記念」を見てきているので、早いもので今年が47回目の「有馬記念」となります。
自分が見た46回のうち、強烈に印象に残っている「有馬記念」は、1977年昭和52年の「テンポイント」が勝った第22回ですね。
4歳になった「トウショウボーイ」「テンポイント」「グリーングラス」の最強世代の3頭がそろって出走していたレースで、レースは「テンポイント」と前年の覇者「トウショウボーイ」とのまさにマッチレースとなり、直線だけでなく道中も迫力のあるレースでした。3着には「グリーングラス」が入っています。
結果として、「トウショウボーイ」は3歳時に、「テンポイント」は4歳時に、「グリーングラス」は6歳時に、3頭とも「有馬記念」を勝ったのですが、本当にすごい世代だったと今でも思います。
さて、今年の「有馬記念」は、ハイレベルの世代ではと言われている3歳世代の2冠馬、今年の「皐月賞」と「菊花賞」を勝った「ゴールドシップ」、菊花賞2着の「スカイディグニティ」の3歳馬2頭と古馬との戦いとなりそうです。
古馬の代表格はファン投票2位の5歳馬「ルーラーシップ」で、ともに馬名に“シップ”が付いているので、巷では『どっちの船“シップ”に乗る?』などとも言われているようですが、「ゴールドシップ」は「金の船」ですが、「ルーラーシップ」は「支配者の位、統治者の支配権」のことで、船ではないそうです。
また、「金」は“今年の漢字”にも決まり、「ゴールドシップ」の人気は上がっているようです。
ほかにも、秋の天皇賞馬「エイシンフラッシュ」やG1常連「ダークシャドウ」、海外遠征がえりの武豊騎手騎乗の「トレイルブレイザー」、前哨戦を勝った上がり馬の「ルルーシュ」や「オーシャンブルー」などに人気が集まっているようです。
自分の中では、「ダービー」の次に、“わくわく”する「有馬記念」。期待しましょう。それでは。
<日本中央競馬会(JRA)>
http://www.jra.go.jp/
<ウマドンナ>
http://www.jra-umadonna2.jp/?utm_source=jra%26utm_medium=banner%26utm_campaign=ud2
<JRA ビギナーズクラブ>
http://www.jra.go.jp/beginner/
日本中央競馬会[JRA]の2012年、最後のG1レースとなります。まさにG1最終章です。
ファン投票で出走馬が決まる競馬のグランプリ、『第57回有馬記念』は、12月23日(日)、中山競馬場の芝2,500メートルで行われます。
今年のファン投票の結果は、下記の通りでした。
1位 オルフェーヴル 90,474 牡4
2位 ルーラーシップ 65,330 牡5
3位 エイシンフラッシュ 59,467 牡5
4位 ジェンティルドンナ 59,206 牝3
5位 フェノーメノ 54,857 牡3
6位 ゴールドシップ 54,555 牡3
7位 トーセンジョーダン 38,263 牡6
8位 ヴィルシーナ 36,431 牝3
9位 ダークシャドウ 32,428 牡5
10位 トゥザグローリー 30,318 牡5
ファン投票1位の昨年の三冠馬で、フランスで毎年行われている世界最高峰のレース「凱旋門賞」で2着となった「オルフェーヴル」と、その「オルフェーヴル」に「ジャパンカップ」で勝ったファン投票4位の「ジェンティルドンナ」など5頭は、残念ながら出走しませんが、ベスト10のうち5頭が出走を予定し、日本中央競馬会の推薦委員会に推薦されて出走する推薦馬もなかなかのメンバーがそろっており、熱いドラマが期待できそうです。
ちなみに、有馬記念は1956年に、当時の日本中央競馬会理事長であった有馬頼寧氏が東京競馬場で行われる日本ダービーに匹敵するような大レースを中山競馬場で開催したいと計画し、そのアイデアとして、ファンがより親近感を持てるようにとファン投票により出走馬を選出するオールスターレース方式のレース「中山グランプリ」を新設したことに始まります。
プロ野球のオールスターと同様の競馬のオールスターレースは、当時の世界の競馬先進国でも類を見ない画期的な選抜方法であったのですが、第1回を盛況の内に終えて間もない翌1957年1月9日に提唱者の有馬氏が急逝したため、有馬氏の数々の功績を称えて、第2回以降は「有馬記念」と名称を変更し、現在に至っています。
今年のファン投票1位の「オルフェーヴル」の得票数は、90,474票でしたが、歴代の最高得票数は、第34回1989年の1位「オグリキャプ」の得票数は197,682票でした。
自分は、過去56回のうち、天馬と呼ばれて愛されたあの「トウショウボーイ」が3歳で優勝した1976年の第21回からこの「有馬記念」を見てきているので、早いもので今年が47回目の「有馬記念」となります。
自分が見た46回のうち、強烈に印象に残っている「有馬記念」は、1977年昭和52年の「テンポイント」が勝った第22回ですね。
4歳になった「トウショウボーイ」「テンポイント」「グリーングラス」の最強世代の3頭がそろって出走していたレースで、レースは「テンポイント」と前年の覇者「トウショウボーイ」とのまさにマッチレースとなり、直線だけでなく道中も迫力のあるレースでした。3着には「グリーングラス」が入っています。
結果として、「トウショウボーイ」は3歳時に、「テンポイント」は4歳時に、「グリーングラス」は6歳時に、3頭とも「有馬記念」を勝ったのですが、本当にすごい世代だったと今でも思います。
さて、今年の「有馬記念」は、ハイレベルの世代ではと言われている3歳世代の2冠馬、今年の「皐月賞」と「菊花賞」を勝った「ゴールドシップ」、菊花賞2着の「スカイディグニティ」の3歳馬2頭と古馬との戦いとなりそうです。
古馬の代表格はファン投票2位の5歳馬「ルーラーシップ」で、ともに馬名に“シップ”が付いているので、巷では『どっちの船“シップ”に乗る?』などとも言われているようですが、「ゴールドシップ」は「金の船」ですが、「ルーラーシップ」は「支配者の位、統治者の支配権」のことで、船ではないそうです。
また、「金」は“今年の漢字”にも決まり、「ゴールドシップ」の人気は上がっているようです。
ほかにも、秋の天皇賞馬「エイシンフラッシュ」やG1常連「ダークシャドウ」、海外遠征がえりの武豊騎手騎乗の「トレイルブレイザー」、前哨戦を勝った上がり馬の「ルルーシュ」や「オーシャンブルー」などに人気が集まっているようです。
自分の中では、「ダービー」の次に、“わくわく”する「有馬記念」。期待しましょう。それでは。
<日本中央競馬会(JRA)>
http://www.jra.go.jp/
<ウマドンナ>
http://www.jra-umadonna2.jp/?utm_source=jra%26utm_medium=banner%26utm_campaign=ud2
<JRA ビギナーズクラブ>
http://www.jra.go.jp/beginner/
投稿者:森ちゃまat 23:55| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)