<< 前のエントリトップページ次のエントリ >>
2012年12月24日

「レ・ミゼラブル」を観てきました。

 今、話題のミュージカル映画「レ・ミゼラブル」を観てきました。

 話題の映画はなるべく観るように心がけているのですが、自分は、いわゆる「雨に唄えば」や「ウエストサイド物語」的なミュージカル映画は、どうも苦手です。

 ミュージカル映画でも「ブルース・ブラザース」や「ドリームガールズ」、「ヘアスプレー」など、単純に面白いと思ったのもあるのですが、「キャバレー」、「ムーラン・ルージュ」、「シカゴ」、「オペラ座の怪人」、「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」、「マンマ・ミーア」といった本格的なミュージカル映画は、どれも映画館で観ていますが、どうしても生理的に無理みたいで、映画としての評価は自分の中では低くなっています。

 ミュージカルとして観に行った、劇団四季の「キャッツ」や「ライオンキング」、「美女と野獣」はそれなりに感動しましたので、どうしても映画として観てしまうことが原因だと自分では思っています。

 そのため、今回の映画「レ・ミゼラブル」については、そのミュージカル映画ということもあり、観に行こうかどうか迷ったのですが、何年か前に東宝ミュージカルが石川厚生年金会館(現在の本多の森ホール)で公演した「レ・ミゼラブル」を観に行ったこともあるほか、去年観た映画で自分の中ではかなりポイントが高かった映画「ジュリエットからの手紙」に出ていてファンとなった『アマンダ・セイフライド』がコゼット役で出ていることや、そして、「X-メン」の『ヒュー・ジャックマン』や「グラディエーター」の『ラッセル・クロウ』、「プラダを着た悪魔」の『アン・ハサウェイ』らがミュージカルをやるとどんな感じになるのか観ておきたいと思ったことから、観に行くことにしました。

 ちなみに、金沢で観た「レ・ミゼラブル」の舞台は、ジャン・バルジャン役が山口祐一郎、ファンテーヌ役がシルビア・グラブ、コゼット役が松田聖子さんの長女、 神田沙也加でした。
 また、『アマンダ・セイフライド』は、12月10日の「SMAPxSMAP」のビストロSMAPに、ヒュー・ジャックマンとゲスト出演していましたが、やっぱり可愛らしかったです。

 映画の率直な感想としては、今回はミュージカル映画ではなくミュージカルとして観ることができたので、思ったより楽しめました。

 ジャン・バルジャン、ジャベール、ファンテーヌ、コゼット、さすがにミュージカルの最高峰の作品ですね。ナンバーも名曲ぞろいです。
 1985年のロンドンでの初演以来、世界43ヶ国、21ヶ国語に翻訳され、6,000万人を超える観客を動員し、今なお、ロングラン記録を更新させている感動作ならではという感じです。
 お目当ての『アマンダ・セイフライド』はもちろん、『ヒュー・ジャックマン』も『ラッセル・クロウ』も『アン・ハサウェイ』も違和感なく、良かったと思います。

 なぜ、今までのミュージカル映画と違って楽しめたのかというと、それは全編、ライブで撮影されていたからだと思います。
 事前に歌をレコーディングし、音楽に合わせて撮影しているのではないので、歌が常にセリフのようにこちら側に伝わってきて、本当のミュージカルの舞台を観ているのと同じ感覚になれたからでしょう。

 ただ、映画としては、公開中の話題作では、「ホビット」3部作の第1部の方が自分としては面白かったです。それでは。

<映画「レ・ミゼラブル」公式サイト>
http://lesmiserables-movie.jp/

メリークリスマス!

投稿者:森ちゃまat 23:47| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)

◆この記事へのトラックバックURL:

http://control.onair-blog.jp/util/tb.php?us_no=4340&bl_id=4332&et_id=202478

◆この記事へのコメント:

※必須