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2013年02月12日

ザ・タイガース 完全復活!

 グループサウンズ(GS)という言葉を知っているだろうか?

 1966年にビートルズが来日公演を行って以来、エレキギター等の楽器を自ら演奏しながら歌うグループが日本で次々とデビューし、大ブームを起こしました。
 
 当時の若者向けの芸能雑誌「週刊明星」がこれらのグループや音楽を総括して「グループ・サウンズ」と呼び始めた事がきっかけで広まったのですが、最初に「グループ・サウンズ」という和製英語を使った起源としては、寺内タケシ説や加山雄三説などいくつかの説があるようですので、興味のある方は調べてみてはいかがでしょう。

 そんなGSブームの初期は、「ジャッキー吉川とブルー・コメッツ」、「ザ・スパイダース」、「ザ・サベージ」が3大人気グループでしたが、ブームの中期から後期にかけては、「ザ・タイガース」、「ザ・テンプターズ」、「オックス」がGS御三家と呼ばれ、人気が集中していました。

 自分がまだ小学校の5、6年生から中学1、2年生の頃のお話です。演歌と歌謡曲が全盛の時代に入ってきた新しいサウンドでした。
 GSブームのあとには、吉田拓朗、井上陽水などのフォークブーム、そして、荒井由美(今の松任谷由美)に代表されるニューミージックブームと続くのですが、ただ、自分は中学時代にビートルズにはまってしまい、以後、洋楽にのめり込んでいましたが・・・。

 そんな今から約45年前の1960年代後半に活躍していた「ザ・タイガース」のベスト盤が今年、2月20日に何と発売になります。
タイガース








 オリジナルメンバーとしてドラムを担当し、リーダーでもあった瞳みのる氏が監修し、選曲したベスト盤です。
 ザ・タイガースの楽曲をライヴも含め編年体で追い、典型的なGSの前期と、自主的に音楽との関わりを深めた後期の2つの時代に分けた2枚の発売で、1枚2,500円でリリースされます。

 ちなみに、そのベストアルバムの内容は次の通りです。

[レッド・ディスク]1967-1968
タイガースのテーマ
僕のマリー
こっちを向いて
シーサイド・バウンド  *LIVE ver.
星のプリンス
モナリザの微笑
真赤なジャケット
TIME IS ON MY SIDE
ホリデイ   *LIVE ver.
君だけに愛を
落葉の物語
銀河のロマンス
花の首飾り
イエロー・キャッツ
UNDER MY THUMB    * LIVE ver. 未発表音源
シー・シー・シー
白夜の騎士
傷だらけのアイドル
光ある世界
廃墟の鳩

[ブルー・ディスク]1968-1971
青い鳥
730日目の朝
割れた地球
ジンジン・バンバン
YOU KEEP ME HUNGING ON  * LIVE ver.
C.C.RIDER  * LIVE ver.
坊や祈っておくれ
美しき愛の掟
風は知らない
夢のファンタジア
嘆き  * LIVE ver. 未発表音源
スマイル・フォー・ミー
ラヴ・ラヴ・ラヴ
あわて者のサンタ
都会
怒りの鐘を鳴らせ
素晴らしい旅行
HEARTBREAKER
出発のほかに何がある
誓いの明日
ラヴ・ラヴ・ラヴ(Reprise)  * LIVE ver.

 曲数の多さは、あの時代が感じられますね。

 そんな一世を風靡(び)した伝説のバンド「ザ・タイガース」が、何と44年ぶりに再結成され、オリジナルメンバーで蘇えります。
 今年の12月3日の日本武道館から同月27日の東京ドームまで、全8公演を行うことになりました。すごい。

 今までは、沢田研二[ジュリー]、森本太郎[タロー]、岸部一徳[サリー]、瞳みのる[ピー]に加え、1969年からバンドに加わった、岸部シロー[シロー」の5人での復活コンサートは行なったことはあるのですが、今回、初期メンバーで1969年に脱退した加橋かつみ[トッポ]も合流。本当の意味でのフルメンバーでの完全復活となります。
 まさに、1971年の解散以来の再結成です。

 あのジュリーこと「沢田研二」も64歳。復活コンサートがある12月には65歳です。それでは。

<ザ・タイガース 公式サイト>
http://www.universal-music.co.jp/the-tigers

投稿者:森ちゃまat 23:55| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)

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