またもやバルセロナに試練です。

　ホーム&アウェイで行なわれているサッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)の準決勝第1戦、「バルセロナ」が「バイエルン・ミュンヘン」に0対4という大差で負けてしまいました。

　怪我のメッシは何とか出場できたものの精彩を欠き、「バルセロナ」の最大の弱点と呼ばれる空中戦を挑まれ、さらにパス回しの起点となる中盤の主導権を奪われ、4失点。まさに"完敗"でした。

　それもアウェイゴールなしという最悪の結果です。4失点も大きいですが、0得点は致命傷となりそうです。

　ちなみに、決勝トーナメントのホーム&アウェー方式では、2試合の通算得点が同じ場合はアウェーゴールの多い方が勝者となります。アウェイゴール数が同じ場合は、2試合目の試合後に前後半15分の延長戦を行います。 延長戦後、得点数が同数であった場合にもアウェーゴールが適用され、アウェークラブが次のラウンドに進出する。 延長戦で両軍とも無得点の場合はPK戦で勝者を決定することになります。

　つまり、「バルセロナ」は、5月1日に行われるホームでの第2戦で、単純に、4点差で同点に持ち込み、逆転に望みをかけるか、5対0で勝ってしまうしかなくなったということなのです。
　さらに1点でも失点すれば、4点差で勝ったとしてもアウェイゴール数で負けてしまうことになるので、まさに絶対絶命の状況です。

　1回戦のときも、第1戦の完敗を第2戦で大逆転した「バルセロナ」ですが、あのときは0対2の2点差負けでした。今回は0対4の4点差負けです。

　あと1週間でメッシが完全復活できるのか?　そして、奇跡は起きるのか?
 
  いくらホームでの試合とはいえ、相手は絶好調の「バイエルン・ミュンヘン」です。 楽しみです。それでは。

＜欧州サッカー 公式ウェブサイト＞
 http://jp.uefa.com/uefachampionsleague/index.html
 ＜UEFAチャンピオンズリーグ 2012-2013 試合結果＞
 http://jp.uefa.com/uefachampionsleague/season=2013/matches/index.html