2013年05月13日
新名称 「母さん助けて詐欺」
3月22日付のこのブログでもご紹介しましたが、警視庁が募集していた「振り込め詐欺」に代わる新名称ですが、このほど”最優秀賞"が発表されました。
約14,000点の応募の中から選ばれた新名称
<最優秀作品>
「母さん助けて詐欺」
<優秀作品>
「ニセ電話詐欺」
「親心利用詐欺」
どの新名称も、実態をうまく表していて、高齢者にもその犯行実態が理解できるのではないでしょうか?
警視庁はこの3作品を防犯キャンペーンなどで活用し、被害防止を図っていくそうです。
ちなみに、同庁犯罪抑止対策本部によると、今年1月から4月に東京都内で発生した”振り込め詐欺”は、前年同期比381件増の842件、発生しているそうで、被害額は同9億9,730万円増の22億2,520万円と、被害の増加には歯止めがかかっていない状況とのことで、これらの新名称が少しでも役に立つことが期待されます。
振り込め詐欺は、犯人が指定した口座に現金を振り込ませる従来の手口よりも、高齢者の自宅などに直接、現金を受け取りに来る「手渡し型」の手口が急増しているそうで、警視庁によると、去年、都内で起きた振り込め詐欺のおよそ70%が「手渡し型」だったそうです。
詐欺の手口は、より巧妙に、より複雑になってきています。高齢者でなくても知らず知らずのまま、騙されてしまうようです。お互いに注意しましょう。それでは。
投稿者:森ちゃまat 23:59| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)