five　four　three　two　one　zero　 "Thunderbirds are Go!"

懐かしいフレーズですね。

今、東京・お台場の「日本科学未来館」 1階 企画展示ゾーンa・b で、企画展「サンダーバード博〜世紀の特撮が描くボクらの未来〜」が開催されているのは、ご存知ですか？

「サンダーバード」は、故ジェリー・アンダーソン氏の製作総指揮のもと、1965年にイギリスで誕生しました。

2015年には50周年を迎える今でも、世界的に愛され続けている不朽の特撮作品です。

日本でも1966年のテレビ放送以降、幾度も再放送され、映像商品を始めとした関連商品が今なお発売されるほど人気番組となっています。

また、昨年、東京・神保町に「サンダーバードカフェ」がオープンするなど、放送当初からのファンのみならず、新しいファンが今も増え続けているようです。 

ちなみに、「サンダーバード」で描かれている世界は、「サンダーバード」が誕生した1965年から100年後の2065年です。世界中で勃発する大事故・大災害の危機から、最先端の科学技術によって開発されたスーパーメカを駆使して、人類を救う国際救助隊の活躍を描いています。

その魅力は、なんといっても誰もが憧れたスーパーメカです。

サンダーバード1号から5号はもちろん、デザインセンスに富んだ数々のメカは、今見ても新鮮さをキープし続けていますから驚きです。

また、登場する愛らしいキャラクターたちも魅力のひとつでしょう。

1号　トレーシー、
2号　バージル、
3号　アラン、
4号　ゴードン、
5号　ジョン。
隊長　ジェフ・トレーシー、
エンジニア　ブレインズ、
執事　キラノ、
ブレインズの助手　ミンミン・キラノ、
国際救助隊のロンドン支部の諜報員　レディ・ペネロープ・クレイトン=ワード、
ペネロープの執事兼FAB１の運転手　アロイシャス・パーカー、
そして、敵　フッド。　

「サンダーバード」では、人々の夢や希望を具現化し、利便性・快適性を追求したハイテクノロジーが描かれています。

「サンダーバード博」では、そんな「サンダーバード」で描かれているテクノロジーを、現在の先端科学技術とともに紹介しています。

世界初となる「サンダーバード」の3D映像や、スーパーメカの模型展示、「サンダーバード」に描かれている未来と比較する形で、日本の先端科学技術や現代の研究・開発の成果を確認することができます。

約50年前に「サンダーバード」で描かれていた夢の未来を通して、日本が誇る先端科学技術への理解を深めながら、世代を超えて、持続可能な未来の可能性を思い描くことができる企画展、それが「サンダーバード博」です。

入場料は大人 1,300円、18歳以下 700円で、開演時間は午前10時〜午後5時、入館は閉館時間の30分前までとなっています。

夏休み中は無休ですが、9月は火曜日が休館となっていますのでご注意ください。
 
開催は9月23日(月・祝)までですので、お見逃しなく。それでは。

＜サンダーバード博 公式サイト＞
http://tbmirai.jp/
＜日本科学未来館＞
http://www.miraikan.jst.go.jp/info/130208118623.html