その名は「ボラーレ」
牝馬で果敢に日本ダービーに挑み、64年ぶりに牝馬でダービー馬となり、その後、天皇賞(秋)やジャパンカップを制し、安田記念は連覇した最強牝馬「ウォッカ」。G1を7勝した名牝です。
この絵は、JRAの競馬の殿堂に飾られている「ウォッカ」の絵です。
そんな「ウォッカ」の初子、"ウォッカの2011"の名前が決まりました。
関西テレビの競馬番組「競馬BEAT」の企画で、「馬名」が募集されていたのですが、谷水雄三オーナーが選んだのは、「ボラーレ」。
スペイン語で『飛び立ちなさい』という意味で、母「ウォッカ」と同じ日本ダービー、そして世界の舞台に『飛び立ってほしい』という願いをこめて、選んだようです。
また、「ボラーレ(Volare)」の頭文字が母「ウオッカ(Vodka)」と同じ“V”であることも、この名前に決めた理由とのことです。
父「シーザスターズ」のいるアイルランドから日本に来たときには540キロだった馬体も、今はさらに成長して、ナント590キロ台になっているそうです。
あの「オルフェーヴル」が460キロ前後、「キズナ」でも480キロ前後なので、どのくらい大きい馬なのか想像してみてください。
「ボラーレ」は今、北海道浦河町の吉沢ステーブルでデビューを目指して調整中とのことですが、態勢が整い次第、栗東近くの吉沢ステーブルWESTを経由して、栗東トレセンの角居厩舎に入厩する予定になっているとのこと。
今のところ、10月中には入厩できそうとのことで、果たして何キロでやって来るのか、とても楽しみですね。
ちなみに、「ボラーレ」の父「シーザスターズ」はアイルランドの馬で、初戦は4着と敗れましたが、その後、イギリスの2000ギニー、ダービーの2冠を制したほか、引退レースとなった凱旋門賞まで8連勝し、生涯9戦8勝だった名馬で、「ウォッカ」は2011年の「ボラーレ」に続き、2012年、2013年と3年続けて「シーザスターズ」の子を産んでいます。
「ボラーレ」は順調に行けば、年末か年明け早々にはデビューすることになりそうとのことで、今からワクワクです。それでは。
<競馬BEAT>
http://www.ktv.jp/vodka/index.html
<JRA 競馬の殿堂>
http://www.jra.go.jp/datafile/dendo/horse29.html
投稿者:森ちゃまat 23:59| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)