ラスト1冠! 明日「菊花賞」
明日10月20日(日)は、いよいよ、皐月賞、ダービーに続く、三冠のフィナーレ「菊花賞」です。
第74回の「菊花賞」(G1)は、明日、京都競馬場の芝3,000メートルで、15時40分スタートです。
今年の三冠レースは、中山競馬場の芝2,000メートルで行われた「皐月賞」が「ロゴタイプ」、東京競馬場の芝2,400メートルで行われた「ダービー」は「キズナ」と、別々の馬が勝ったのですが、最後の一冠「菊花賞」には、そのどちらの馬も出走はしていません。
そんな今年の「菊花賞」。人気の中心となっているのは、その「皐月賞」、「ダービー」がともに2着だった「エピファネイア」です。
血統面も優秀な馬で、父「シンボリクリスエス」は秋の天皇賞、有馬記念をともに連覇した馬、母「シーザリオ」は日本のオークスとアメリカのオークスを勝っています。
「エピファネイア」は、前哨戦の「神戸新聞杯」も圧勝しているため、人気が集中、1番人気は一本かぶりになるのは間違いないでしょう。
ただ、「菊花賞」は長距離3,000メートルの長丁場。どの馬の初めて走る距離となり、そう簡単にはいかないのも事実。出走18頭すべての馬にチャンスがあるのが「菊花賞」です。推理はそう簡単ではありません。
ここで巷の話題をひとつ、ご紹介します。
今年の今までの三冠レースには、ある"流れ"があるそうです。
それは、三冠レースと牝馬三冠レースの勝利騎手に関係があります。
1冠目については、牝馬「桜花賞」は「アユサン」で弟の「クリスチャン・デムーロ」が勝ち、「皐月賞」は「ロゴタイプ」で兄の「マルコ・デムーロ」が勝ちました。
2冠目については、牝馬「オークス」は「メイショウマンボ」で弟「武幸四郎」が勝ち、「ダービー」は「キズナ」で兄「武豊」が勝ちました。
そうです。すべて兄弟が弟、兄の順番に勝利しているのです。
そして3冠目です。牝馬「秋華賞」は「メイショウマンボ」で弟「武幸四郎」が勝っているので、「菊花賞」は兄「武豊」が勝つのではないかと言う、もっともらしい"話"なのです。
ただ、今回、「武豊」が騎乗する馬は「キズナ」ではなく、「マジェスティハーツ」ですが・・・。
ちなみに、今回、「武豊」騎手が「菊花賞」を勝った場合、G1レース通算100勝となる記念の勝利となるそうです。
「武豊」騎手が「菊花賞」で騎乗する「マジェスティハーツ」は、前哨戦で「エピファネイア」の2着。まったくあり得ない話ではない話ですね。
現在、「武豊」騎手は、JRAで67勝、地方競馬で25勝、海外で7勝と、G1レースを通算99勝しているとのこと。記念の勝利はあるのでしょうか?
「菊花賞」は自分が初めて馬券を購入したレース。
1976年の第37回、あの「グリーングラス」が、「テンポイント」を2着、「トウショウボーイ」を3着に負かして勝利した、あの伝説のレースです。
13番の「テンポイント」の単勝馬券を勝って、テレビ観戦していたのを覚えています。
自分の競馬の原点となるレース、それが「菊花賞」です。
印象に残っている「菊花賞」は、1983年の「ミスターシービー」の追い込んでの三冠達成、翌1984年の「シンボリルドルフ」の2年連続の三冠馬誕生、1985年の「ミホシンザン」の逃げ切り勝利、1987年の「サクラスターオー」の皐月賞以来の長期休み明け出走での2冠達成、そして、2005年の「ディープインパクト」、2011年の「オルフェーヴル」の三冠達成の瞬間などですね。
やはり、三冠がかかる「菊花賞」が印象に残るようですね。
今年の「菊花賞」は残念ながら、三冠がかかっていませんが、"話題"が多く、推理を楽しめるレースとなっているようです。秋の夜長に最適です。それでは。
<JRA 菊花賞>
http://jra.jp/keiba/thisweek/2013/1020_1/syutsuba.html
投稿者:森ちゃまat 23:59| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)