<< 前のエントリトップページ次のエントリ >>
2013年11月05日

正倉院展 11/11まで

正倉院展 開幕8日目で入場者が10万人を突破した、8世紀中頃の奈良・天平の時代の文化を感じることができる第65回「正倉院展」が、11月11日で終了します。

まだ、観ていない方は今週末が最後のチャンスですよ。


今年の目玉は、漆金薄絵盤。宝物中の宝物です。

南倉37
漆金薄絵盤 [うるしきんぱくえのばん]
(香印坐[こういんざ]) 1基
径56.0cm 高17.0cm

漆金薄絵盤は絵柄が違う甲・乙2基あり、今年は甲で、23年ぶり2度目の出陳です。
ちなみに、乙は平成5年に一度出陳されています。

漆金薄絵盤とは、お香を焚くための木製の道具だそうです。

解説には、下記の説明がなされています。

仏像の蓮華座(れんげざ)のような形をした木工品。
岩形の基座の上に華麗な蓮弁(れんべん)を葺(ふ)き、盆状に作った蓮肉(れんにく)をのせている。
蓮弁は黒漆(くろうるし)を塗り、外側は金箔を押し、唐花文(からはなもん)や迦陵頻伽(かりょうびんが)、花喰鳥(はなくいどり)、鳳凰、鴛鴦(おしどり)、獅子などを彩絵している。
岩座の裏面に「香印坐」という墨書があり、仏前に供える香具の台座であったことがわかる。

そんな漆金薄絵盤のほかにも、今年の「正倉院展」には、約9,000件あるという収蔵の中から、奈良時代の聖武天皇と光明皇后のゆかりの品々などが全部で66件、出陳されています。

1日1万人を超える入場者が集まる「正倉院展」。会場内の混雑が心配ですが、読売オンラインのホームページの正倉院展のページには、会場状況が随時更新されていますので、行かれる方は参考にしてみてください。

芸術の秋。世界遺産に登録されている古都奈良で、"天平"のロマンの風を感じてみてはいかがですか?それでは。

<奈良国立博物館 第65回正倉院展>
http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2013toku/shosoin/2013shosoin_index.html
<読売オンライン 会場状況>
http://www.yomiuri.co.jp/shosoin/
<宮内庁 正倉院>
http://shosoin.kunaicho.go.jp/

投稿者:森ちゃまat 23:40| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(1)

◆この記事へのトラックバックURL:

http://control.onair-blog.jp/util/tb.php?us_no=4340&bl_id=4332&et_id=209148

ブログタイトル:[ louis vuitton outlet]
記事タイトル:louis vuitton outlet
記事概要:答えて!森ちゃま|正倉院展 11/11まで,Tento ?lanok bol napisany presne Av?ak, ak chcete vidie? suvisiace ?lanky si mo?ete prezrie? informacie tu:louis vuitton outlet,http://www.fortsask.ca/fortsask/lv.aspx

◆この記事へのコメント:

※必須