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2013年11月09日

明日、「エリザベス女王杯」

エリザベス女王杯 いよいよ、明日、11月10日は今年の最強牝馬を決める、第38回「エリザベス女王杯」です。

春の「ヴィクトリアマイル」と並ぶ、牝馬限定の女王決定戦。
今年は、どの馬が女王となるのでしょう。

淀、京都競馬場の芝2,200メートルで行われる「エリザベス女王杯」。
毎年、いつも話題となるのは、"世代"間の力関係です。今までの古馬世代と、今年の3歳世代、どちらが強いのでしょうか?

今年も、昨年の牝馬三冠レース、すべてあの「ジェンティルドンナ」の2着で、今年の春の「ヴィクトリアマイル」を勝ち、ついにG1馬となった「ヴィルシーナ」をはじめとする古馬世代と、今年の牝馬三冠レースで「オークス」と「秋華賞」を勝ち、二冠馬となった「メイショウマンボ」をはじめとする3歳世代との戦いとなっているようです。

人気は、3歳世代では、「メイショウマンボ」、「デニムアンドルビー」、「ディアデラマドレ」、「ラキシス」、古馬世代では、「ヴィルシーナ」、「ホエールキャプチャ」、「アロマティコ」、そして、G1通算100勝を目指す武豊騎乗の「ハナズゴール」などに集まっています。

ちなみに、この「エリザベス女王杯」の前身は、牝馬の「菊花賞」の変わりに1970年に設定された「ビクトリアカップ」です。
1975年にエリザベス女王が来日したことを記念し、翌1976年から「エリザベス女王杯」が創設され、「ビクトリアカップ」は廃止されたため、「エリザベス女王杯」となった経緯があります。

通常、競走名の改称が行われた場合は、施行回数は引き継がれるのですが、「エリザベス女王杯」は事実上は改称ながら、形式としては新設の競走とされたため、1976年の「エリザベス女王杯」を第1回とし、今年が第38回となっているのです。

昨年のエリザベス女王杯を制した「レインボーダリア」は、同年の7月に1600万下を勝ち上がったばかりで、このレースを迎えるまでに出走したJRAの重賞では4着が最高でした。
また、2009年に単勝オッズ77.1倍の低評価を覆して逃げ切り勝ちを果たした「クィーンスプマンテ」は、それ以前にJRAの重賞を2走して12着、9着と敗れていた馬です。
海外馬でJRAのレースに出走した経験がなかった2010年の「スノーフェアリー」を含め、近年はJRAの重賞で好走経験のない馬の優勝が多くなっています。

今年は、前評判の高い馬が期待に応えるのでしょうか?
それとも、再び意外な伏兵が台頭するのでしょうか??
今年は3歳馬のレベルが低いという評判も耳にします。

はたして、実際は・・・?
第38回「エリザベス女王杯」は、競馬の醍醐味"推理"が楽しめるレースです。それでは。  
   
<JRA 「エリザベス女王杯」 出馬表 >
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2013/1110_2/syutsuba.html
<JRA 「エリザベス女王杯」 特集>http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2013/1110_2/index.html

投稿者:森ちゃまat 23:55| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)

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