2013年11月12日
懐かしの「アップル・レーベル」
1970年に解散した「ザ・ビートルズ」が、デビューした当時の1963年から1965年にかけて、イギリスの国営放送BBCでライブ演奏したり、放送用に録音した際の音源を集めたアルバム「ライヴ・アット・ザ・BBC」が発売されたのは、1994年11月でした。
あれから19年。ついに続編が発売されました。世界同時発売です。
その名も「オン・エア〜ライブ・アット・ザ・BBC Vol.2」。
THE BEATLES
ON AIR - LIVE AT THE BBC VOLUME 2
前回と同様、2枚組です。
ビートルズの作品をその初期から常に携わってきたロンドンの「アビイ・ロード・スタジオ」で、エンジニアの「ガイ・マッセイ」と「アレックス・ウォートン」がマスタリングを担当しています。
約8ヶ月をかけて、彼らスタッフたちが、素材となる音源のテープをデジタル化し、ノイズを摘出、パフォーマンスのみを取り出し、リマスタリングを聴き返し、クオリティを追及した結果の音源です。
まずは、聴いてください。
活動後半はライブをしなかったため、スタジオ・ミュージシャン的なイメージが強い「ザ・ビートルズ」ですが、ライヴ・バンドであったこと、ヴォーカル・グループであったことが、再確認できます。
ポールの言葉を借りれば、あの時代の"エネルギー"と"スピリット"が伝わってきます。
1本のマイクでのモノラル・サウンド。オーバーダビングなんかはない時代、一発録音、やり直し不可能の中での超パフォーマンスです。
そして、ビートルズファンを泣かせるのは、そのCDのラベルです。
写真のとおり、懐かしのビートルズ・レーベルの"アップル・レーベル"です。
ちなみに、当時はレコード盤だったため、表裏のA面、B面のレーベルでしたが、今はCDのため、B面はないのですが、たまたま2枚組ということで、ご覧のとおり、Disc1とDisc2で2種類のレーベルを再現。粋な計らいですね。
前作「ライヴ・アット・ザ・BBC」は、全英1位、全米3位を記録、6週間で売り上げ枚数は500万枚を超えたそうですが、今回の「オン・エア〜ライブ・アット・ザ・BBC Vol.2」の売り上げも、凄いことになりそうです。
今回、同時に前作「ライヴ・アット・ザ・BBC」もリマスターされ、「ライブ・アット・ザ・BBC Vol.1」として再発売されたので、ポールも来日していることもあり、しばらくはビートルズの話題が続きそうです。
今回のアルバムには、ポールの序文やケヴィン・ハウレットのエッセイ、全曲の詳細な解説などの48ページの英語版ブックレットが付いているのですが、嬉しいことに、もう1冊、104ページの日本語訳も付いています。
その日本語版には、さらに、BBCのラジオ放送のアナウンサーとのやりとりや、ライヴ演奏している曲の歌詞までも英語と日本語が掲載されているので、貴重ですよ。
若かりし、ジョン、ポール、ジョージ、リンゴが、音源で蘇えります。
ジョンのシャウトしたボーカル、ポールのハイトーンボイス、ジョンとポールのハーモニー、ジョージのギター、リンゴのドラム、すべてが新鮮です。
歴史的なデビュー当時のヒット曲のライヴ・バージョンはもちろんですが、中でも、ハーモニカのない「PLEASE PLEASE ME」、イントロを繰り返す「I FEEL FINE」、ビートルズが歌うバースディ・ソング「HAPPY BIRTHDAY DEAR SATURDAY CLUB」、ジョンのボォーカルが冴える「MONEY」が"最高"です。
ライヴ・バンド、ヴォーカル・グループとしての「ザ・ビートルズ」を是非、ご堪能あれ。それでは。
<ザ・ビートルズ レーベル 公式サイト>
http://sp.universal-music.co.jp/beatles/
<ザ・ビートルズ 公式サイト>
http://www.thebeatles.com/
あれから19年。ついに続編が発売されました。世界同時発売です。
その名も「オン・エア〜ライブ・アット・ザ・BBC Vol.2」。
THE BEATLES
ON AIR - LIVE AT THE BBC VOLUME 2
前回と同様、2枚組です。
ビートルズの作品をその初期から常に携わってきたロンドンの「アビイ・ロード・スタジオ」で、エンジニアの「ガイ・マッセイ」と「アレックス・ウォートン」がマスタリングを担当しています。
約8ヶ月をかけて、彼らスタッフたちが、素材となる音源のテープをデジタル化し、ノイズを摘出、パフォーマンスのみを取り出し、リマスタリングを聴き返し、クオリティを追及した結果の音源です。
まずは、聴いてください。
活動後半はライブをしなかったため、スタジオ・ミュージシャン的なイメージが強い「ザ・ビートルズ」ですが、ライヴ・バンドであったこと、ヴォーカル・グループであったことが、再確認できます。
ポールの言葉を借りれば、あの時代の"エネルギー"と"スピリット"が伝わってきます。
1本のマイクでのモノラル・サウンド。オーバーダビングなんかはない時代、一発録音、やり直し不可能の中での超パフォーマンスです。
そして、ビートルズファンを泣かせるのは、そのCDのラベルです。
写真のとおり、懐かしのビートルズ・レーベルの"アップル・レーベル"です。
ちなみに、当時はレコード盤だったため、表裏のA面、B面のレーベルでしたが、今はCDのため、B面はないのですが、たまたま2枚組ということで、ご覧のとおり、Disc1とDisc2で2種類のレーベルを再現。粋な計らいですね。
前作「ライヴ・アット・ザ・BBC」は、全英1位、全米3位を記録、6週間で売り上げ枚数は500万枚を超えたそうですが、今回の「オン・エア〜ライブ・アット・ザ・BBC Vol.2」の売り上げも、凄いことになりそうです。
今回、同時に前作「ライヴ・アット・ザ・BBC」もリマスターされ、「ライブ・アット・ザ・BBC Vol.1」として再発売されたので、ポールも来日していることもあり、しばらくはビートルズの話題が続きそうです。
今回のアルバムには、ポールの序文やケヴィン・ハウレットのエッセイ、全曲の詳細な解説などの48ページの英語版ブックレットが付いているのですが、嬉しいことに、もう1冊、104ページの日本語訳も付いています。
その日本語版には、さらに、BBCのラジオ放送のアナウンサーとのやりとりや、ライヴ演奏している曲の歌詞までも英語と日本語が掲載されているので、貴重ですよ。
若かりし、ジョン、ポール、ジョージ、リンゴが、音源で蘇えります。
ジョンのシャウトしたボーカル、ポールのハイトーンボイス、ジョンとポールのハーモニー、ジョージのギター、リンゴのドラム、すべてが新鮮です。
歴史的なデビュー当時のヒット曲のライヴ・バージョンはもちろんですが、中でも、ハーモニカのない「PLEASE PLEASE ME」、イントロを繰り返す「I FEEL FINE」、ビートルズが歌うバースディ・ソング「HAPPY BIRTHDAY DEAR SATURDAY CLUB」、ジョンのボォーカルが冴える「MONEY」が"最高"です。
ライヴ・バンド、ヴォーカル・グループとしての「ザ・ビートルズ」を是非、ご堪能あれ。それでは。
<ザ・ビートルズ レーベル 公式サイト>
http://sp.universal-music.co.jp/beatles/
<ザ・ビートルズ 公式サイト>
http://www.thebeatles.com/
投稿者:森ちゃまat 23:26| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)