「横浜F・マリノス」 優勝 逃す!
最終節の第34節までもつれた、サッカー・Jリーグ「J1」の優勝争い。
最終節を迎える前、優勝の可能性があったのは、1位「横浜F・マリノス」、2位「サンフレッチェ広島」、3位「鹿島アントラーズ」の3チームでしたが、最終的に優勝を決めたのは、2位「サンフレッチェ広島」でした。
「サンフレッチェ広島」は、残り2戦で勝ち点5の差を逆転したことになります。
リーグ2連覇は、2007年から2009年まで3連覇した「鹿島アントラーズ」以来の快挙です。
逆に、勝てば優勝と、優勝に一番近かった「横浜F・マリノス」ですが、今シーズン初めての2連敗を屈し、あと1歩というところで、9年ぶりのタイトルを逃しました。
各チーム、各選手、それぞれ、1試合1試合、そして、1得点1得点の重要性を、改めて再認識したのではないでしょうか?
ここで、最終節を迎える前の各チームの状況と、最終節の試合結果をおさらいしてみましょう。
1位「横浜F・マリノス」は勝ち点62の得失点差+19、2位「サンフレッチェ広島」は勝ち点60の得失点差+20、3位「鹿島アントラーズ」は勝ち点59の得失点差+10。
<最終節を迎える前の各チームの優勝の条件>
「横浜F・マリノス」が勝った場合、「横浜F・マリノス」が優勝。
「横浜F・マリノス」が引き分け、「サンフレッチェ広島」が勝った場合、「サンフレッチェ広島」が優勝。
「横浜F・マリノス」が引き分け、「サンフレッチェ広島」も引き分けた場合、「横浜F・マリノス」が優勝。
「横浜F・マリノス」が負け、「サンフレッチェ広島」が引き分けた場合、「横浜F・マリノス」が優勝。
「横浜F・マリノス」と「サンフレッチェ広島」が負け、「鹿島アントラーズ」が勝った場合、「鹿島アントラーズ」が得失点差が「横浜F・マリノス」を上回るか、得失点差が「横浜F・マリノス」と同点で、かつ総得点で「横浜F・マリノス」を上回った場合に、「鹿島アントラーズ」が優勝。
まさに、最終節は、”優勝へのラスト90分”となっていたのです。
結果は、1位「横浜F・マリノス」は「川崎フロンターレ」に0対1で敗れ、勝ち点は62のまま。
2位と3位の戦いとなった「サンフレッチェ広島」vs「鹿島アントラーズ」は、2位「サンフレッチェ広島」が2対0で勝ち、勝ち点を63とし、逆転勝利となったのです。
「横浜F・マリノス」に勝った「川崎フロンターレ」は勝ち点を60とし、3位に浮上、1位「サンフレッチェ広島」、2位「横浜F・マリノス」とともに、来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の出場権を手に入れています。
最終的に1位の「サンフレッチェ広島」から6位の「浦和レッズ」まで、勝ち点5の差で終わった今シーズン。
本当に、、1試合1試合、そして、得失点差が”大事”であることを痛感したシーズンでした。
ちなみに、これで今年のJリーグは終了。
J2への自動降格となる下位3チームは、16位「湘南ベルマーレ」、17位「ジュピロ磐田」、18位「大分トリニータ」となり、来季は、J2から、自動昇格の1位の「ガンバ大阪」と2位の「ヴィッセル神戸」、そして3位から6位のプレーオフを制した4位の「徳島ヴォルティス」の3チームが昇格します。
また、J2とJFLの入れ替え戦は、自動昇格枠のJFL1位の「AC長野パルセイロ」がJ2のライセンスがなかったため、本来、入れ替え戦の対象であった2位の「カマタマーレ讃岐」が、J2の自動降格枠であった22位の「ガイナーレ鳥取」と入れ替え戦を行なうことになり、勝った「カマタマーレ讃岐」がJ2に昇格し、負けた「ガイナーレ鳥取」が従来のJFLではなく、来季からのJ3に降格し、戦うことが決まりました。
ワールドカップ・イアーの来年もまた、さらにエキサイティングな戦いを期待したいものです。それでは。
<Jリーグ 公式サイト>
http://www.j-league.or.jp/
<JFL 公式サイト>
http://www.jfl.or.jp/
<J3 準備室 特別サイト>
http://j3.j-league.or.jp/
投稿者:森ちゃまat 23:59| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)