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2019年01月05日

ジャズピアノの研究会

12月29日(土)ジャズピアノの研究会を開いた。
この教室はイナモリ・メソッド研究会東京本部でもあるので、1992年から毎月1回、稲森康利先生のジャズピアノ講座を開いてきた。
2015年に稲森先生が亡くなてからはこういった集まりから遠のいてしまったが、ようやく研究会も新し体制で動き始めているので、第1回研究会を開くことにした。
今回は、稲森訓敏先生によるメジャーマイナー理論、森健先生によるディミニッシュコード、私、茂木によるメロディックマイナーから生じるコードといった内容だった。

私は稲森康利先生のアレンジ集「ニュースタンダード」に使用されているひとつのコードを取りあげた。2007年〜2009年にかけて稲森先生のジャズ講座で取り上げたマーク・レビン著「Jazz Theory Book」の内容に基づくものである。一般的にジャズ理論として取り上げられることがほとんどないが、もっと皆さんが知っていてよい事柄だと思ったので発表した。

稲森先生は新しいことをどんどん吸収され続けておられたのだと改めて思った。
こなれた形で実に効果的にアレンジに取り入れている。
さりげなく使われているのでうっかりすると見落としてしまいそうだ。
緻密で神経の行き届いたアレンジだからこそ、弾いていて心地よく充実感がある。
だからこそ長年の熱心なファンが多く、これからも新たなファンが増えると思う。

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投稿者:chikako mogiat 18:10| 音楽教室雑記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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