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2019年02月06日

交流の形

訪問リハビリご利用のA様

時々、自室の壁に季節の絵手紙が飾られています。

年末にかけて、たくさんの絵手紙が直接届けられたとのことで自身で廊下の壁に吊るし飾られていました。

 

A様は水彩画はじめパッチワーク等、多趣味でした。
どちらの作品も具象的でとても繊細な作品ばかりでした。

最近は、身体の不調や振えが気になり細かな作業から離れています。

 

以前にちょっと伺いましたが、絵手紙が届く経緯を再度確認すると、、、

 

数年前、近所の八十代半ばの女性B様が「絵を教えて欲しい」と頼みにこられました。

「自分は今はもう人に教えられる状態ではないので」と、いくつかアドバイスだけしたとのことでしたがそれから定期的に自作の絵手紙を届けてくださっていました。

 

そのB様が、自分ももう描けなくなったからと、昨年末にまとめて何十枚も届けてくれたそうです。

 

現在A様は、簡単な塗り絵や、編み物(小物)作りは継続されています。

「こんなに頂いたのでなにか描いたり作ったり、お返しできることはないかね」とお話ししたところ「あの人は編物もなんでもできる人だから、、、今の自分には何もできない」とのお返事でした。

 

とりあえず、「自分で絵手紙を連ねて、廊下に飾る」という活動には繋がりました。

投稿者:リハボスat 09:05| 訪問リハビリ | コメント(0) | トラックバック(0)

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