2016 年05 月26 日
膀胱炎の予防と治療
産婦人科では女性の膀胱炎の治療も行っています。
【女性は膀胱炎になりやすい】
女性は尿道が短く、尿道口と膣や肛門が近いため、膀胱内に細菌が入りやすく、膀胱炎になりやすいのです。

【膀胱炎の症状】
頻尿、残尿感、排尿痛、尿の濁りや血尿
【膀胱炎の予防法】
こまめに排尿し、尿道内の細菌を洗い流すことが重要です。
・水分摂取を心がけましょう
・トイレは我慢せず、3時間に1回はトイレに行きましょう
・性交中は尿道内に細菌が入りやすいため、性交後はすぐに排尿する
ようにしましょう
※ 膀胱炎になっても水分を多くとる(1日1.5〜2リットル)ことで、
半数の方は自然に治ります。
【産婦人科での治療の実際】
1.中間尿をコップにとってもらいます。
(診察室の入口に女性用トイレがあります)
2.診察室でお話をお聞きします。
3.15分程度で尿検査の結果がでます。
4.結果を説明し、抗菌薬を処方します。
※ 明らかな膀胱炎の症状があり、尿が濁っている場合、尿検査の結果を待たずにお薬を処方することもあります。
投稿者:あおあおat 09 :19| 婦人科 | トラックバック(0 )