2018 年10 月29 日
正しいおしっこの仕方 〜膀胱炎、膣炎、外陰炎の予防のために〜
「おしっこの後は必ずウォシュレットを使う」という話をよく聞きます。
女性がおしっこをした後、陰部の不快感やにおいが気になる方は少なくない
と思いますが、それを解消するために、おしっこする度にウォシュレットを
使用したり、紙でしっかりとこすったりするのはよくありません。
ウォシュレットを使用し過ぎると、ばい菌が尿道や膣に入りやすくなり、
膀胱炎や膣炎の原因になります。また、陰部の皮脂が失われ皮膚の炎症を
起こしやすくなります。
紙でこすってしまうのも、膣炎や外陰炎の原因となってしまいます。
そこで、女性の正しいおしっこの仕方としては
・紙で拭くときは、前後に動かさず、やさしく押し当てることです。
5〜10秒かけて尿をしっかりと吸い取りましょう。
・おしっこするときは、足を閉じすに、大きく股を開いて、前傾姿勢に
なります。そうすれば、陰部に尿が付着しにくくなります。
・ウォシュレットは排便時だけ使用するようにしましょう。
投稿者:あおあおat 15 :38| 婦人科 | トラックバック(0 )