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2019 年08 月09 日

稽留流産の待機療法

妊娠初期の稽留流産(子宮内で胎児の発育が止まっている状態)では、
手術によって子宮内をきれいにする処置が用いられることがありますが、
手術しなくても子宮内容が自然に出てくることも多く、そのような治療を
待機療法といいます。


稽留流産と診断されてから2週間で7590%が、長くても4週間以内に
自然排出されます。

 

妊娠週数が大きい場合、自然排出時の痛みが強く、完全に排出されず出血が
多くなる場合がありますので、妊娠週数によって以下のように治療選択を
すすめています。

 

妊娠7週まで:待機療法をおすすめ 
妊娠8週:どちらでも可

妊娠9週以降:手術療法をおすすめ 
                                    

投稿者:あおあおat 13 :58| 妊娠中 | トラックバック(0 )

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