2009 年09 月28 日
ようやく
購入して約2ヶ月。かれこれ10日ほど格闘していたでしょうか。
ようやく読破しました、村上春樹「1Q84」。

上下巻、あわせて1000ページを超え、かなり読み応えがありました。
ストーリーは、2人の主人公が、それぞれの生活を送っているところから始まり、
正体が不明瞭な存在によって、二人の距離が縮まっていく・・・・。
と、まあ、ざっくり言えばそんな内容でしたが、さすが世界の村上春樹作品。
物語の世界が闡明に頭に浮かんできて、
胸の鼓動はドックンドックと早くさせられたり、
ちょっと官能的なシーンに違う意味でドキドキさせられたりと、
ボリュームがあるのに飽きさせないのですから、すごいです!
それに、登場人物たちのハイセンスな会話には、う〜んと唸ってしまいました。
ただ、男性的な言葉遣いが多いので、
特に、女性の会話の部分では、多少の違和感を感じました。
最近、話題になっている1Q84に登場してくるクラシックやジャズの話題も、
音楽の背景や歴史が、物語としっかりリンクしていて、かなり勉強になりました。
読書の秋、目標は、家にある読みかけの本を読み尽くすこと。
投稿者:まるちゃん
at 23 :34| 日記