(本記事はテキスト文のみです)
昨年9月の岐阜県防災ヘリ墜落事故に続き、今日また痛ましい事故が起きた。
しかも、またまた中高年登山者(=55歳女性)の遭難が事故の引き金となった。
==== 以下、
時事ドットコム配信ニュースより引用 ====
25日午前11時ごろ、埼玉県秩父市大滝で、山岳事故の救助作業中に県防災ヘリコプター「あらかわ1」(ユーロコプター式AS365N3型)が墜落した。 ヘリには7人が乗っており、県警は5人の死亡を確認。墜落直前に救助活動のためヘリを降りたとみられる2人は無事だった。
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国交省や県警などによると、防災ヘリは大滝の滝つぼに登山客の女性(55)が転落したとの救助要請に基づき、午前10時50分ごろに秩父市内の離着陸場を 離陸。同市大滝ブドウ沢付近で、救助のため空中静止(ホバリング)しながらロープで隊員2人を降ろした直後、墜落したとみられる。女性は付近で発見された が、心肺停止状態という。
---- (中略) ----
ブドウ沢は秩父山地の山梨県境にあり、国道140号「雁坂トンネル」の南側数キロに位置する。周 囲の山は険しく、ベテランの登山客や釣り客が訪れる程度で、遭難事故は年に数十回あるという。
==== 引用ここまで ====
◆不幸にして亡くなられた方々に心よりお悔やみ申し上げます◆
昨年9月の岐阜県防災ヘリ墜落事故の時にも書いたが、山岳遭難、登山事故では(場所が場所だけに)救助・搬出に多くの人々が動くことを忘れてはならない。
↑中高年者に限らず、登山する方々は肝に銘じてもらいたい↑
ここに
昨年9月11日拙ブログ記事(の返答コメント)に書いた拙文を再度掲載する。
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タクシー代わりの救急車問題が浮上してかなり経ちましたが、山岳に限っても安易な救助要請がある現実。
何も無いときは端から見て無謀に思える行動も「自己責任」を口実にし、何か事故が起きると、登山道の整備が悪い、規制がなかった、などと管理責任を問う輩が増えている現実。
困ったものです。
本当に山が好きなら、そうした言動が更なる規制(入山制限)につながるのを憂うのが普通でないか。
年を重ねてきたら自分の力量(体力)が分かりそうなものなのに。
『頂上往復を●時間でやった』等々、自慢げに話す登山者が何と多いことか(憂)
傲慢になっていることに気づかない↑何とも情けない言動でしかないことに早く気づいてほしいものです。
そして、山で遭難した人だけでなく困っている人を必死に命がけで救助する人々がいることを忘れてはならないと思います。
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◆不幸にして亡くなられた方々に心よりお悔やみ申し上げます◆