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2009年11月11日

インフルエンザパニック

いま病院は、季節性インフルエンザワクチン接種、


インフルエンザ抗原検査、



新型インフルエンザ感染者、通常の上気道炎、


急性感染性腸炎などの患者さんで



ごった返しています。



特にインフルエンザ抗原検査に看護師は大わらわです



インフルエンザの症状が疑われ、発熱がある場合にはもちろん、


診断確定のため必要な検査です



しかし、現在は発熱もなく、あまり症状もないのに検査を希望される方が



非常に多くなっています



会社や学校で一人でも感染者が発生すると、


全員に検査するように指示している



ところもあるようです



本来、検査の必要性は医師の判断となります



しかしこの時期、検査を希望される場合に


「必要ない」と拒否することは



現実問題として難しいといえます



ましてや患者さんの満足が得られません



ただ、いま病院には新型インフルエンザ感染者も


多く来院しているので



病院でインフルエンザに感染してしまう危険性もあるのです



たいした症状もない方が検査のために来院し、


新型インフルエンザに感染してしまっては



ご本人の利益になりません





マスコミは新型インフルエンザの感染当初には


報道も頻繁でしたが



最近では珍しくもないので、ニュースにもなりません



NHKでは「ストップ感染拡大」のスポット放送を


おこなっていますが民法では皆無です



マスコミが正しい感染予防や、


受診行動の推奨を行えば、国民の利益に



つながると考えます

投稿者:acchanat 22:30| 日記 | コメント(0)

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