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2009年11月17日

天才の所以

BShiで「巨匠たちの肖像「ダ・ヴィンチ 画家は万能であれ」を観ました。



モナリザの微笑に代表されるスフマート技法に関する


最新の説など興味深いものでした。





特に驚いたのは人間を精密に、正確に描写するために



ダ・ヴィンチは生涯で30回の人体解剖を行ったという話でした



私も医学生の時に解剖実習を行いましたが、1回だけです



それでも半年がかりで、かなり大変だった記憶があります



それを30回も、しかも医学のためではなく絵を描くために


そこまで突き詰めるとは



天才と言われる所以なのでしょう



解剖の際に描かれたデッサンはまさに正確で、


医学書の絵を見るかのようです





われわれ凡人は、常識や慣習にとらわれ、


物事の本質を知る機会を



自ら逸しているのかもしれません



自らの手で目隠ししている両手を広げて、


真実を見極めるために両目を見開くことで



天才に少しでも近づけるといいのですが・・・



きっと不断の努力が必要なのでしょうね

投稿者:acchanat 22:34| 日記 | コメント(0)

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