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2010年04月29日

斜め屋敷の犯罪

 いわゆる新本格派と言われる若手推理作家たちに
絶大なる影響を与えた館物の元祖、
島田荘司さんの『斜め屋敷の犯罪』を読みました。

2009年9月23日に第16回例会でのことで、
参加者は6名でした。

 例会は某
さんが持ってきてた『占星術殺人事件』初版未開封サイン本にみんなが驚いたところから始まりました。

 ※『占星術』の初版は最後の解決篇が袋閉じになっていました。

また某さんは『斜め屋敷』の各種の出版(最初の講談社の新書版やハードカバー、文庫、全集など)された本を披露してくれました。形態が10種近くになることを考えると、『斜め屋敷』も島田先生の本格ミステリの傑作だということなんだと感じました。

ところが、今回のメンバーは意外にも、島田荘司を初めて読んだという方が何人もいらっしゃって、島田ファンの私としては驚きでした。

 

今回は本格ミステリの要である、論理的な謎解きの面白さとはどんなものかという話をしたかったのですが、担当者の進行が悪く、島田荘司がみせてくれる、信じられない大きな謎とそのアクロバット的な解決(もちろん論理的です)の妙の面白さをうまく話題にのせられなかったのをお詫びしたいと思います。(Aさん記)




(※補記)Aさんの島田先生に対する愛情がひしひしと感じられました。
その熱弁に参加者一同はひたすら拝聴させていただきました。

投稿者:keita2at 22:05| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)

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