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2012年12月05日

FIFA クラブワールドカップ 明日開幕!

 世界が注目するサッカーのクラブチームによる世界選手権大会がいよいよ、明日、日本で開幕します。

 ヨーロッパ、南米、アフリカ、アジア、北中米カリブ海、オセアニの6大陸の年間王者と開催国の年間王者が激突する「FIFA クラブワールドカップ」は、国際サッカー連盟(FIFA)が主催する、クラブチームによるサッカーの世界選手権大会です。4年に1度のあの「ワールドカップ」は国別の大会です。

 出場チームは下記の7チームです。

 ヨーロッパ王者     チェルシー(イングランド)
 南米王者          コリンチャンス(ブラジル)
 アフリカ王者        アルアハリ(エジプト)
 アジア王者        蔚山(韓国)
 北中米カリブ海王者  モンテレイ(メキシコ)
 オセアニア王者     オークランドシティ(ニュージーランド)
   開催国王者       サンフレッチェ広島(日本)

 今年は日本で開催されるので、日本からは開催国の年間王者として、「サンフレッチェ広島」が出場します。トーナメント戦で、開幕戦の1回戦「オークランドシティ」に勝てば、準々決勝は「アルアハリ」。準決勝は「コリンチャンス」と続き、決勝は「チェルシー」、「蔚山」、「モンテレイ」の勝者です。

 テレビ中継は日本テレビ系で全試合、放送予定となっており、楽しみです。

 開幕戦 12/06(木) 19:45 キックオフ  19:00より放送開始 
 「サンフレッチェ広島」VS「オークランドシティ」

 準決勝 12/12(水) 19:30 キックオフ   19:00より放送開始
  「コリンチャンス」VS「トーナメント勝者」

 準決勝 12/13(木) 19:30 キックオフ   19:00より放送開始
  「チェルシー」VS「トーナメント勝者」

 3位決定戦 
      12/16(日) 16:30 キックオフ   16:00より放送開始
 
 決勝
      12/16(日) 19:30 キックオフ    19:00より放送開始

 ちなみに、この日本テレビのテレビ映像が国際映像として世界に配信される予定です。昨年、配信された国は209カ国あったとのことでした。今年行われたロンドンオリンピックに参加した国と地域は204だったので、この大会への世界からの注目度がわかります。
 また、この大会の決勝戦のチケット料金は、カテゴリー1が30,000円、カテゴリー2が23,000円、カテゴリー3が16,000円、カテゴリー4が9,000円で販売されました。

 この大会の前身は、1960年に開催された「インター・コンチネンタルカップ」で、1950年代当時のサッカーの二大勢力であったヨーロッパ王者と南米王者がホーム・アンド・アウェー方式で戦う大会でしたが、サポーターの過熱化と移動費の負担、宗教問題から、中立国での一発勝負となり、1981年から「トヨタカップ」として日本で開催されることになりました。
 2005年から「FIA クラブ世界選手権」となり、2006年から現在の大会となりました。同時に、開催地も日本以外で行うことになり、2009年、2010年はアラブ首長国連邦、2011年、2012年は日本で開催、2013年、2014年はモロッコで開催されるところまですでに決まっています。

 注目はやはり、ヨーロッパ王者の「チェルシー」と南米王者の「コリンチャンス」です。両チームの試合は必見です。

 「チェルシー」では、キャプテンで守備のかなめのテリー、守護神チェフ、ブラジル代表の中心選手に成長しつつあるMFオスカル、ユーロ(欧州選手権)2012得点王のFWトーレス、そして新生チェルシーの象徴となりつつあるMFアザールら、タレントの数と質は今大会随一。優勝候補の筆頭でしょう。

 「コリンチャンス」では、元浦和レッズのエメルソン、10月の日本戦で先制ゴールを挙げたMFのパウリーニョに注目です。アルゼンチンの強豪「ボカ。ジュニアーズ」との激戦を制し、リベルタドーレス杯を獲得した勝負強さがここ一番でだせるかが見所です。ここ6年連続、ヨーロッパ王者が優勝しているので、南米王者の意地をかけた戦いになります。

 今大会からFIFAは誤審防止を目的に、ゴール判定を補助する先進技術を導入します。
 導入されるのは、複数カメラによる映像を解析する「ホークアイ」と磁場でボールの位置を判定する「ゴールレフ」で、ボールがゴールラインを通過すると1秒以内に審判団の腕時計に信号が送られる仕組みです。判定がわかるのは審判だけですが、画期的なことです。
 世界で最も人気のあるスポーツ、「サッカー」の歴史でも大きな意味を持つ試みが、我が日本からスタートするのも、日本がまだサッカー後進国だった頃にサッカーをし始めた者とすれば、大変誇らしく思えます。
 意地とプライドを賭けたハイレベルな激闘をお見逃しなく。それでは。

<日本テレビ公式ホームページ>
www.ntv.co.jp/fcwc/

投稿者:森ちゃまat 23:54| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)

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