2013年01月16日
カーナビ 次は信号情報
日本経済新聞によると、警察庁は信号機の信号情報を「カーナビゲーション・システム」に提供する方針を固めたとのことです。
渋滞情報や規制情報などの交通情報までが連動する機種まで出てきている「カーナビ」に、ついに、信号機の情報が加わります。
5〜6機先までの信号機の信号のサイクルがわかるようになったり、また、赤信号にならずに走行を続けられる速度を表示したりすることができるようになるそうです。
急ブレーキによる追突事故などを防ぐのが狙いで、政府の「暮らしの安心・地域活性化」の一環として、2012年度補正予算案に関連経費65億円が計上されたとのことです。
今後、東京や大阪、愛知など20都府県でメーカーと共同実験を進め、数年内の実用化を目指すことになるようです。
ちなみに、最初に「カーナビゲーション・システム」が搭載されたのは1981年で、ホンダが2代目「アコード」にジャイロ式カーナビを搭載、発売したのが最初とされています。
そして、世界で初めて市販モデルとして、GPS式カーナビを発売したのは、パイオニアで、1991年のことでした。
警察庁によると、全国には信号機が約20万カ所あり、2011年の交通事故約69万件のうち、約15%が信号のある交差点で発生しているとのこと。
衝突回避支援システムも今や、各メーカーが競って開発しています。
交通事故撲滅のため、最新技術が活用される。期待できそうです。それでは。
投稿者:森ちゃまat 23:55| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)