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2013年02月03日

"昭和"にタイムスリップ!

  金沢の香林坊ルネッサンス実行委員会の「ジオラマ・プロジェクト」による『よみがえった昭和の香林坊・片町 ジオラマ展』に行ってきました。
ジオラマ 風景







 香林坊・片町は、自分が子供の頃通っていた紫錦台中学校の校下内だったこともあり、家からも近くだったので、小学校の5、6年生ぐらいからよく遊んでいた場所です。
 その頃は子供でしたし、今みたいにそんなに写真を撮る習慣もなかったので、そのほとんどが記憶の中でしたが、会場に展示された「ジオラマ」を見ていると、思い出す、思い出す。鮮やかに記憶が蘇えってきました。
 ホント!"昭和"にタイムスリップです。
ジオラマ1ジオラマ2







   小学校の友達の家に遊びに行くのに片町を歩いていたら、小学生なのに補導されかけたり、今はとうとう1軒もなくなってしまいましたが、映画館が集中していた香林坊の映画館で、2本立ての映画を観たことなど、いろいろ思い出されました。
 今回、「ジオラマ」されたのは、市電が廃止される前の昭和35年前後の街並みということで、自分の時代からはさらに5年ほど遡っていましたが、それでも十二分に楽しめました。

 香林坊全体のジオラマに加え、界隈を象徴する風景として、100分の1より大きな縮尺で、旧大和の模型と魚半ビルを含む香林坊交差点周辺のジオラマも製作されており、特に旧大和は店舗の内部が見えるようになっていました。
ジオラマ3 大和店内ジオラマ4 







  金沢工大、金沢美大、金沢学院大、金城大短大部の学生たちが制作を担当したとのことですが、感謝、感謝です。ご苦労様でした。

 ちなみに、ジオラマ[仏:diorama]とは、実際の風景に似せて建物や人物などの小型模型を配した装置のことで、日本では情景模型とも呼ばれています。
 博物館などでよく使われる展示手法で、情景や場面を立体的に想像できるのが特徴です。

 今回の会場は、堂形のシイノキで有名だった石川県庁の旧庁舎を改装し、2010年4月にオープンした「しいのき迎賓館」でした。館内にはあのフランス料理店の「ジャルダン ポール・ボキューズ」もあり、日曜日の昼下がりということもあり、賑わっていました。
しいのき迎賓館看板しいのき迎賓館外観







 シンボルとなっている左右対称の一対のシイノキは、国の指定の天然記念物で樹齢300年。庁舎が建てられた1924年にはすでにその場所にあったと言われており、県民に永く親しまれている木です。

 帰りに、通り向かいにある「21世紀美術館」を通り抜け、雪のない雪づりの兼六園広坂口の横断歩道を渡り、「石浦神社」で節分の福豆をもらって帰った、日曜日の午後でした。それでは。
21世紀美術館兼六園広坂口







石浦神社外観石浦神社 福豆

投稿者:森ちゃまat 23:05| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)

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