恐るべし底力!「バルセロナ」8強へ
さすがの「バルセロナ」も難しいだろう。
誰もがそう思っていたのではないでしょうか?それも相手は「ACミラン」。
ホーム&アウェイで戦うサッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント1回戦第2戦の話です。
ホーム&アウェイ、第1戦と第2戦の合計で争われる決勝トーナメント1回戦、ベスト16の戦いは、イタリアのACミランがホームとなる第1戦、メッシが所属するスペインのバルセロナが、アウェイとなった初戦を0対2で落としましたところから始まります。
第1戦の結果、勝利したACミランにとっては、勝利したことはもちろん、2点差での勝利だったこと、アウェイゴールの失点がなかったことなど、かなり優位な条件がそろいました。
逆にバルセロナにとっては、ホーム&アウェイの2試合での合計で決着が決まると言っても、バルセロナにとってはかなりキツイ状況に陥ってしまっているのは間違いない事実で、特にアウェイゴールを1点も奪えていなかったことは、とてつもない"壁"となって、バロセロナの前に立ちはだかっていました。
つまり、バルセロナはホームで行なわれる第2戦のACミラン戦を前にして、まずは、3点差以上で勝たなくてはならない状況となっていました。
2点差勝利の場合でも、2対0を除き、3対1や4対2ではアウェイゴールの差で1勝1敗となってもACミランが勝ち進むことになり、2対0の場合は、試合後、前後半15分の延長戦が行われ、それでも同点の場合はアウェーゴールが適用されるので、アウェイクラブとなるACミランが勝ち進むことになり、さらに両チーム無得点の場合のみ、PK戦が行われる状況となっていたのです。
そんな状況の中、第2戦に臨んだバルセロナは、ACミランを相手に何と、4対0で、あっさりと勝利してしまったのです。恐るべし底力です。
2戦合計4対2。バルセロナ、ベスト8へ。いよいよ8強です。
メッシが2ゴール、ビジャが1点、ジョルディアルバが1点の計4得点。そして失点0。まさに完璧な勝利でした。
ちなみに、2点のビハインドからの逆転勝利は、欧州チャンピオンズリーグ(CL)史上初めての快挙とのこと。
バルセロナが本気で勝ちに来た試合。見応えのある試合でした。
ベスト8にバルセロナが残って、ますます面白くなった準々決勝の組合せ抽選は、欧州中央標準時3月15日12時(日本時間20時)、オープン方式で実施されます。
シードクラブを設けないほか、同一サッカー協会に所属するクラブ同士の組み合わせも排除しないこととなっています。ガチガチです。
先に選ばれたチームが第1戦をホームで戦うことになっています。乞うご期待です。それでは。
<欧州サッカー公式ウェブサイト>
http://jp.uefa.com/uefachampionsleague/index.html
<UEFAチャンピオンズリーグ 2012-2013 試合結果>
http://jp.uefa.com/uefachampionsleague/season=2013/matches/index
投稿者:森ちゃまat 23:58| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)