サッカーの欧州チャンピオンズリーグの準々決勝で、「ベッカム」vs「メッシ」が実現しました。

　パリで行なわれたパリ・サンジェルマン（ＰＳＧ、フランス）vsバルセロナ（スペイン）戦。１月末にＰＳＧに加入したばかりの元イングランド代表ＭＦ「デービッド・ベッカム」(37)がついに先発出場し、「リオネル・メッシ」(25)との6年ぶりの直接対決が実現しました。

　ちなみに、2000年に入ってからサッカー界長者番付トップに君臨していた「ベッカム」は、4年前に「メッシ」に抜かれて2位に陥落したものの、先月「フランス・フットボール」誌が発表した番付では「ベッカム」が3600万ユーロ（約43億2000万円）で世界一に返り咲いています。
　「メッシ」の3500万ユーロ（約42億円）を上回ったことになります。
　
　そんな「ベッカム」は前半、バルセロナのプレスから巧みに逃れて好パスを供給。得意のフリーキックでチャンスを演出し、全く衰えは見せませんでしたが、後半は運動量が落ちて警告をもらうなど、結果、70分間のプレーでした。

　試合はアウェーのバルセロナがメッシの先制ゴールでりード。前半は1対0で終了したものの、メッシが右太もも裏を痛め、交代してしまったため、「ベッカム」vs「メッシ」の夢の対決は前半のみで残念ながらあえなく終了となりました。

　その後、後半に元バルセロナの「イブラヒモビッチ」がこぼれ球に反応、1対1の同点に追いつき、試合終了間際にＰＫでバルセロナが2対1と再びリードしたものの、すぐさま、「イブラヒモビッチ」が頭で競り勝ち、同点ゴールを決めて、2対2での引き分けとなりました。

　結果的には貴重なアウェーゴールを2点、奪ったバルセロナですが、メッシの怪我は大きな代償となりました。

　メッシは第2戦のホームの試合に出場できるかできないかはまだ不明ですが、万一、出場できなかった場合にはバルセロナにとっては大変な戦力ダウンとなってしまいます。

　サッカー界の”宝”、メッシの早い怪我からの回復を期待します。それでは。

＜欧州サッカー公式ウェブサイト 決勝トーナメント＞
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