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2013年04月10日

「アルペンルート」全線開通 4月16日(火)!

 富山と長野をつなぐ観光路「立山黒部アルペンルート」が、弥陀ヶ原まで部分開通しました。
雪の大谷 
 全線開通は4月16日(火)の予定で、いよいよ『雪の大谷ウォーク』が始まります。
 
 室堂の今年の積雪はまだ8メートルを超えているとのことで、例年よりも約1メートルは多いそうです。
 
 吹き溜まりとなる”大谷”付近も同様で、『雪の大谷ウォーク』の雪の壁の高さは、例年並みの17メートルは期待できそうです。
 
 富山県側からのルートは、電鉄富山駅から富山地鉄電車に乗って立山駅へ。自家用車の場合はまずは立山駅まで。
 立山駅(標高475m)からは立山ケーブルカーにて美女平駅(977m)に向かいます。そして美女平駅からは高原バスで弥陀ヶ原(1,930m)、天狗平(2,300m)と進み、終点の室堂(2,450m)に到着です。
 
 その先は黒部ダムから長野県側の扇沢までとルートは続きますが、今回は『雪の大谷ウォーク』が目的のため、室堂が目的地とします。雪のある黒部ダムも見応えがありますが、初めての方は、グリーンシーズンに行かれることをお勧めします。
 
 室堂ターミナル前の中央広場で、記念に「通行証」をもらいましょう。
 
 ソリで遊べる「雪の滑り台」の横から"大谷"入口へ約100メートル歩きましょう。そして、立山連峰を一望できる「パノラマロード」を歩き、「パノラマ広場」からUターンする形で500メートルある雪の大谷「大谷ロード」を満喫し、室堂ターミナルに戻ります。
 
 必需品としては、防寒具はもちろんのこと、手袋、マフラー、帽子、耳あてなどのほか、カイロやサングラス、日焼け止めもご持参ください。
 そして、忘れてはならないのが、足元です。雪の上を歩きますので、トレッキングシューズやスノトレをご用意ください。 

 室堂に戻ったら、隣接する「ホテル立山」でコーヒーなどで暖まりましょう。 

 そして最後に、「室堂ターミナル」と「立山自然保護センター」を結ぶ「雪の回廊」をご堪能ください。
 幅4メートル、全長70メートルの歩行者専用通路なのですが、両脇は高さ8メートル超の雪壁です。 

 復路は往路を戻ることになります。「室堂ターミナル」から高原バスで「美女平駅」に降り、立山ケーブルカーで「立山駅」に戻ります。 

 ちなみに、「立山黒部アルペンルート」の料金は、立山駅から室堂までの往復で、おとな4,190円です。
 
 今年の『雪の大谷ウォーク』は6月10日(月)までの予定となっていますが、6月でも積雪は10メートルは超えますが、できれば積雪の多い、早い段階での訪問をお勧めします。
 また、ゴールデンウィーク中は混雑が予想されますので、できれば避けたいですね。
 
 なお、室堂にはリフトがないスキー場があります。スキーを担いで、歩いて登り、滑り降りる。
 スキーの原点がそこにあります。自分も20代に滑りましたが、気分は最高です。

 スキーをする方は、スキーやスノーボードは有料手回り品となり、別料金がかかりますのでご注意ください。
 
 さあ、想像を絶する、迫力のある雪景色を体験してみてください。それでは。

<立山黒部アルペンルート 雪の大谷ウォーク>
http://www.alpen-route.com/news/H25/2013ootani.pdf 
<立山黒部アルペンルート オフィシャルガイド>
http://www.alpen-route.com/

投稿者:森ちゃまat 23:59| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)

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