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2013年05月17日

樫の女王決定戦「オークス」

 競馬の祭典「日本ダービー」を来週に控え、今週の中央競馬のG1競走は、牝馬三冠競走の二冠目「第74回 オークス(優駿牝馬)」です。
 
 イギリスのオークスステークスを模範としたこのレースは、正式名称を「優秀牝馬」と言い、副称を「オークス」と言います。
 最近、日本中央競馬会も提供のテレビCMでは「オークス」とだけ表記し、呼称しています。  まさに、ジャパン・オークスです。
 
 昨年の「ジェンティルドンナ」に続き、牝馬三冠に挑戦できるのは、今年の「桜花賞」を制した「アユサン」ただ1頭です。

 芝1,600メートルで争われる「桜花賞」と、芝2,400メートルで争われる「オークス」。馬路線の競走形態上、施行距離となる芝2400mは、「オークス」の出走馬にとっては初めての場合が多く、競馬中継では「2400mは未知の世界」などと言われています。
 距離適性などの理由から桜花賞の優勝馬がこの競走で敗れることも少なくなく、一生に一度きりの距離となる出走馬もいるのです。

 そして、優勝後に更なる飛躍をとげた馬も少なからず存在する一方、一般的に牝馬にとって2400mは過酷ともいえる距離で、このレースの優勝馬が疲労残りでその後惨敗続きになってしまったとされるケースも多いのです。

 ちなみに、今年の注目馬ですが、桜花賞1着の「アユサン」、2着の「レッドオーヴェル」、3着の「プリンセスジャック」をはじめとし、2戦2勝の無敗馬「サクラプレジール」と「ティアーモ」、3着以下がない「デニムアンドルビー」、前走の大敗で人気が下がっている「クラウンロゼ」や「トーセンソレイユ」が続いています。

 話題性としては、「アユサン」の騎手、丸山元気に注目です。桜花賞はC・デムーロが騎乗して優勝したのですが、デビュー5年目の丸山騎手がレース前日に落馬負傷し、乗り替わった結果でした。
 ここでリベンジができるのなら、大変、ドラマ性がある展開となっているのですが、二冠を制するのは並大抵のことではありません。だからこそ、価値があるのですが・・・。ディープインパクトの娘たちに注目です。それでは。

<日本中央競馬会>
http://www.jra.go.jp/


投稿者:森ちゃまat 23:59| お知らせ | コメント(1) | トラックバック(0)

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「とりかえしつかないことの第一歩 名付ければその名になるおまえ」と詠んだのは俵万智さんである。

投稿者:腕時計コピー代引き:URL at 2013/06/18 15:50

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