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2013年06月22日

さあ! 宝塚記念です。

 明日、6月23日(日)は、中央競馬、上半期のG1戦線を締めくくる中長距離競走「宝塚記念」です。

 「宝塚記念」は、年末の「有馬記念」をその年を締めくくる"グランプリ"と呼ぶことになぞらえ、"春のグランプリ"や"夏のグランプリ(サマーグランプリ)"などと呼ばれています。

 阪神競馬場の芝コース2,200メートルで行なわれる第54回「宝塚記念」は、今年は、ファン投票で選ばれた馬4頭と、競走成績による選定馬7頭の計11頭で行なわれます。

 ファン投票1位の「オルフェーヴル」の出走回避は残念でしたが、2位「ゴールドシップ」・3位「ジェンティルドンナ」・4位「フェノーメノ」・8位「トーセンラー」の4頭が出走し、上位3頭は"3強"として、8位の「トーセンラー」は武豊騎乗で、ファン投票と同じように人気を集めているようです。

 ちなみに、今年の宝塚記念は、天才ジョッキー「武豊騎手」にある注目が集まっています。

 それは、今年の出走馬11頭の父親(種牡馬)に、すべて現役時代に騎乗していることです。
 「ゴールドシップ」「フェノーメノ」「ナカヤマナイト」の父「ステイゴールド」では2001年の香港ヴァーズのラストランで勝利。
 「ジェンティルドンナ」「トーセンラー」「ダノンバラード」の父「ディープインパクト」ではG17勝。
 「ヒットザターゲット」の父「キングカメハメハ」では2003年のエリカ賞で勝利。
 「タニノエポレット」の父「ダンスインザダーク」では1996年の菊花賞で勝利。
 「スマートギア」の父「マーベラスサンデー」では1997年の宝塚記念で勝利。
 「ローゼンケーニッヒ」の父「シンボリクリスエス」では2002年の青葉賞で勝利。
 「シルポート」の父「ホワイトマズル」では1994年のキングジョージで2着。

 全出走馬の父に騎乗し、その背中を知っている。それも「ホワイドマズル」以外は、すべて勝っている。凄いことですね。

 そんな「武豊」騎手が騎乗するファン投票8位の「トーセンラー」が、人気になっているものわかる気がします。最近の成績も良いので楽しみです。

 実績、格、開催場所、距離、馬場状態、走行タイム、世代、馬齢、牡牝、負担重量、馬体重、体調・馬体(パドック)、調教、展開、騎乗騎手、血統、脚質、枠順、気性、天候など、勝ち馬推理のファクターは数知れず。本当に推理するだけでも楽しいものですよ。

 競馬は"ロマン"と言われる所以でもありますね。

 そんな「宝塚記念」。J-PLACE金沢ということで、今年からは金沢競馬場でも馬券が購入できるようになっています。発売開始は、当日10時35分からとのことです。

 勝ち馬の推理は楽しいか残念かですが、馬券は楽しみだけではありますのでくれぐれもほどほどに!
 競馬には"絶対"はありませんのでご注意ください。

 11頭と出走馬は少なくなりましたが、熱のこもった激戦が期待されます。
 個人的には3歳時に挑戦した昨年のジャパンカップであの「オルフェーヴル」を競り負かした「ジェンティルドンナ」がどこまで成長しているのかに注目です。それでは。

<第54回 宝塚記念 出走馬>
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2013/0623_1/syutsuba.html
<日本中央競馬会>
http://www.jra.go.jp/

投稿者:森ちゃまat 10:00| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)

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