今年、2013年のテニスの全米オープンの優勝賞金が発表されました。
 
主催・運営の全米テニス協会によると、シングルスの優勝賞金はナント、260万USドル。日本円で2億5,724万4,000円だそうです。

写真の「Ａ・マレー（英国）が優勝した昨年の優勝賞金は190万USドル（日本円で1億8,798万6,000円）だったので、約37%アップしたことになります。

これはテニス史上最高額の賞金ということで、総額も過去最高の3,430万ドル（約33億9,364万2,000円）となっているそうです。"すごい"。

今回の改正で、現在の"グランドスラム"と言われる国際テニス連盟が定める「4大国際大会」の各優勝賞金は、下記の通りとなりました。

全豪オープンテニス
Australian Open
毎年1月後半
オーストラリア・メルボルン
メルボルン・パーク
230万　オーストラリアドル
×88.1308
2億270万840円

全仏オープン
The French Open）
毎年5月末から6月はじめ
フランス・パリ
スタッド・ローラン・ギャロス
150万　ユーロ
×131.4002
1億9,710万300円

ウィンブルドン選手権
The Championships, Wimbledon
毎年6月最終月曜日から2週間
イギリス・ロンドン　ウィンブルドン
オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ
115万　イギリスポンド
×151.2545
1億7,394万2,675円

全米オープン
U.S.Open Championships
毎年8月の最終月曜日から2週間
アメリカ・ニューヨーク市郊外
フラッシング・メドウ　USTAナショナル・テニス・センター
260万　アメリカドル
×　98.94
2億5,724万4,000円

さすがに国際テニス連盟が定めた「4大国際大会」、すごい賞金ですね。

ちなみに、トーナメントの分類上、「4大国際大会」は"グランドスラム"と呼ばれますが、『グランドスラムで勝つ』という場合は「4大国際大会」そのものを指し、『グランドスラムを達成する』という場合は「4大国際大会」を全て制覇する事を指します。

そんな「4大国際大会」を年内にすべて制覇することを"年間グランドスラム"と言いますが、その偉業を達成した選手は過去、下記の5人だけです。今なら、どれだけ稼いでいたでしょう!
 
＜男子＞
1938年　ドン・バッジ　アメリカ
1962年　ロッド・レーバー　オーストラリア
1969年　ロッド・レーバー　オーストラリア　(2度目)
＜女子＞
1953年　モーリーン・コノリー　アメリカ
1970年　マーガレット・スミス・コート　オーストラリア
1988年　シュテフィ・グラフ　ドイツ

さて、今年の全米オープンは誰が勝つのでしょう？

というより、高額優勝賞金は誰の手に？　それでは。

＜全米テニス協会 2013 US Ｏｐｅｎ＞
http://www.usopen.org/news/2013_us_open_to_feature_largest_purse_in_tournament_history/
 ＜WOWOW 全米オープンテニス＞
http://www.wowow.co.jp/sports/tennis/us2013/