37位が12位に負けただけ!
来年、2014年のワールドカップ「ブラジル大会」に向けて調整中のサッカー日本代表は、もう公式戦がない中、あと何試合かの親善試合の中でレベルアップをしていくしかありません。
そんな日本代表がキリン・チャレンジカップで、今年8月に発表された最新FIFA世界ランキング12位の「ウルグアイ」と宮城スタジアムで戦いました。
正直、今の日本代表のレベルから考えて、引き分けに持ち込めればと思って見ていましたが、結果は2対4。4失点でよく止められたなあという感想です。
同ランキング37位の「日本」としては、先日ブラジルで行われたコンフェデレーションカップと同様、世界とのレベルの"差"を見せつけられた試合でした。
東アジアカップ組から新戦力として起用された柿谷や豊田も、初戦から期待した化学反応は起きませんでした。本田、香川、岡崎とのコンビネーションもかみ合っていませんでした。
守備陣はクリアミス、パスミス、連携ミスと、気の緩みからと思えるような単純ミスが多かったですね。
攻撃陣は相変わらず、決定力がありませんでした。
それに対し、今回の「ウルグアイ」代表の攻撃陣。決定力の凄さは次元が違っていました。
リバプールの「ルイス・スアレス」と、インテルナシオナルの「ディエゴ・フォルラン」の2人にやられた感じがありましたが、今回、来日しなかった昨年のセリエAの得点王で今年、パリ・サンジェルマンに移籍した「エディンソン・カバーニ」が加わっていたら、4失点では済まなかったでしょう。恐ろしい限りです。
そうなれば、チームは守備的にならざるを得なかったはずなので、香川と本田の得点もなかったかもしれません。ただ、日本には長友がいなかったのも事実ですが・・・。
世界とのレベルの"差"は、まだまだ大きいようです。
ちなみに、2013年8月現在FIFA世界ランキングは下記のとおりです。
01 Spain
02 Germany
03 Colombia
04 Argentina
05 Netherlands
06 Italy
07 Portugal
08 Croatia
09 Brazil
10 Belgium
11 Greece
12 Uruguay
13 Bosnia-Herzegovina
14 England
15 Switzerland
16 Russia
17 Ecuador
18 Côte d'Ivoire
19 USA
20 Mexico
21 Chile
22 Peru
23 France
24 Ghana
25 Norway
26 Czech Republic
27 Denmark
28 Montenegro
28 Ukraine
30 Sweden
31 Hungary
32 Mali
33 Romania
34 Algeria
35 Nigeria
36 Cape Verde Islands
37 Japan
38 Albania
39 Venezuela
40 Panama
41 Serbia
42 Costa Rica
43 Honduras
44 Republic of Ireland
45 Slovenia
46 Wales
46 Australia
48 Burkina Faso
49 Paraguay
50 Scotland
51 Cameroon
52 Iran
53 Tunisia
53 Bulgaria
55 Austria
56 Korea Republic
57 New Zealand
58 Turkey
59 Uzbekistan
60 Zambia
61 Egypt
まだまだ、"上"があります。
真剣勝負ではない親善試合は、結果より内容が重要です。
でも、その内容が悪すぎました。
年内に予定されている親善試合は、あと4試合。
2013/09/06 グアテマラ
2013/09/10 ガーナ
2013/10/11 セルビア
2013/10/15 ベラルーシ
自分は日本代表に、強豪に"まぐれ"で勝つことを望んでいません。
強豪と"対等に"戦えるようになることを望んでいます。
ワールドカップ南米予選で現在まで5位と苦戦している「ウルグアイ」と戦って感じた世界レベルとの"差"を、少しでも縮めていく。
それしかないようです。期待しましょう。それでは。
<FIAF 世界ランキング>
http://www.fifa.com/worldranking/rankingtable/index.html
<日本サッカー協会 公式サイト>
http://www.jfa.or.jp/
投稿者:森ちゃまat 23:59| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)