<< 前のエントリトップページ次のエントリ >>
2013年08月15日

保存してほしい「落書き」

小学館ビルのらくがき








『 いま小学館ビルの取り壊し前の落書き大会が大変なことになっております!』

話題のきっかけは、下記の「週刊ビックコミックスピリッツ」編集部のツイッター。
https://twitter.com/spiritsofficial/status/365757091958362112

老朽化と耐震強度の見直しのため、2013年9月2日に取り壊されることになっている東京・神保町の"オバQビル"こと小学館ビルの1階の応接ロビーの壁面や窓に書かれた「落書き」が今、話題となっています。

小学館によると、何人もの人気漫画家を輩出した木造アパート「トキワ荘」が取り壊される際に、かつて住んでいた漫画家たちが集まって落書きをしたことをヒントに、「週刊ビッグコミックスピリッツ」編集部の山内菜緒子さんが「落書き大会」を呼び掛けたところ賛同の輪が広がったようです。

そんな「落書き大会」に参加した漫画家は、藤子不二雄Aさん、浦沢直樹さん、島本和彦さん、ゆうきまさみさん、吉崎観音さん、黒丸さん、松田奈緒子さん、高田サンコさん、白雪バンビさん、杉木ヤスコさん、西村ツチカさん、ピョコタンさん、みづほ梨乃さん、あさだみほさん、和央明さん、加藤みのりさん、コージィ城倉さん、月子さん、ながてゆかさん、千葉コズエさん、溝口京子さん、柏ぽちさん、高橋聖一さん、水口尚樹さん、高橋伸輔さんの25人。

まずは、「20世紀少年」の浦沢直樹さんが壁に油性ペンで口火を切り、藤子不二雄Aさんが「オバQ」で続くと、その場に居合わせた担当編集者や漫画家たちから拍手と歓声があがり、他の漫画家たちの"落書き"が始まったうです。

いろんな漫画のキャラクターがコラボしているのも貴重ですが、それぞれ、"落書き"として描かれているのが魅力で、凄い"落書き"がいくつも完成したようです。
 
解体工事が始まっているため、一般公開はされていないものの、外から見ることは可能とのこと。

ちなみに、小学館ビルが何故"オバQビル"と言われているかというと、地上9階、地下3階の小学館ビルは「週刊少年サンデー」創刊から8年後の1967年に立てられたのですが、その当時、藤子不二雄さんの漫画『オバケのQ太郎』が大ヒットしており、それでこのビルが建ったという噂が立ち、それで「オバQビル」と呼ばれるようになっていったようです。

今回、ビルが取り壊されるということで「落書き大会」に参加してもらった経緯もあり、「落書き」そのものの保存については予定されていないとのことですが、残せるものなら、何とか残してほしいものですね。それでは。

<時事通信社 落書き写真特集>
http://www.jiji.com/jc/d4?d=d4_event&p=shg138-urasawafujikoA

投稿者:森ちゃまat 22:16| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(1)

◆この記事へのトラックバックURL:

http://control.onair-blog.jp/util/tb.php?us_no=4340&bl_id=4332&et_id=207391

ブログタイトル:[ モンクレール 販売店]
記事タイトル:モンクレール 販売店
記事概要:答えて!森ちゃま|保存してほしい「落書き」

◆この記事へのコメント:

※必須