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2013年08月28日

「インスタントコーヒー」が無くなる?

コーヒー 「レギュラーソリュブルコーヒー」って、何のことかわかりますか?

日本国内で飲まれるインスタントコーヒーは年間120億カップと言われ、そのおよそ4分の1の30億カップを占める「ネスカフェ」のネスレ日本株式会社が、東京都内で開催した新製品発表会で、9月から「インスタントコーヒー」という呼称をやめると発表したそうです。

で、「インスタントコーヒー」の新呼称は何かというと、それが「レギュラーソリュブルコーヒー」なんだそうです。

「ソリュブル」とは、英語で「溶ける」を意味するとのことらしいですが、何故、「インスタントコーヒー」のままでは駄目なのでしょう。

ネスレ日本の高岡浩三社長は新製品発表会で、「もはやインスタントコーヒーではない」と述べ、新呼称「レギュラーソリュブルコーヒー」への“移行”に決意をにじませたそうですが、なんか腑に落ちません。

調べてみると、日本の行政ルールでは、「インスタントコーヒー」と「レギュラーコーヒー」の2種類しか規定されていないことが原因だったようです。

ちなみに、「インスタントコーヒー」とは、コーヒー豆の抽出液を乾燥させて粉末状に加工したものであり、現在の「ネスカフェ」は粉末とはいえ、コーヒー豆を内包する挽き豆包み製法となり、「インスタントコーヒー」を名乗れないという事情があったようで、消費者庁と相談し、「レギュラーコーヒー」の中の新ジャンル「レギュラーソリュブルコーヒー」を生み出したのが、今回の真相のようでした。

海外では昔から日本の「インスタントコーヒー」のことを「ソリュブルコーヒー」と称しているので、和製英語が単に改められただけということになりますが、本来は、日本の行政のコーヒー規定の方を見直すべきだったのではなかったのかと思ってしまう今回の話題でした。

ただ、昔の「インスタントコーヒー」の味は、それはそれでその"味"を個別に確立していたような気がします。インスタントはインスタントの美味しさがあり、喫茶店のコーヒーとは全く別の飲み物と意識して飲んでいた記憶があります。
 
それにつけても、最近の「ソリュブルコーヒー」の味は進化しましたね。本当に美味しくなりました。限りなく、喫茶店のコーヒーに近づいてきています。

新呼称 「ソリュブルコーヒー」に慣れるまでは、随分、時間がかかりそうです。もしかしたら、慣れれないかも。それでは。

<ネスレ日本>
http://nestle.jp/brand/rsc/?utm_source=product_package&utm_medium=QR&utm_campaign=rsc

投稿者:森ちゃまat 23:59| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(1)

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記事概要:答えて!森ちゃま|「インスタントコーヒー」が無くなる?

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