第14回「ジャパンカップダート」
今秋の中央競馬は、ダートの祭典「ジャパンカップダート」です。
阪神競馬場のダート1,800メートルで行われるG1競走です。
今年の出走予定馬は、アメリカから参加の外国馬「パンツオンファイア」 を含む16頭で、3歳馬が牡馬2頭、4歳馬が牡馬2頭、5歳馬が牡馬4頭、牝馬1頭の5頭、6歳馬が3頭、7歳馬が牡馬2頭、8歳馬が牡馬1頭と、各年代からの参加があり、とても楽しみなレースとなっています。
11月4日に金沢競馬場で行われた「JBC (ジャパン・ブリーディングファームズ・カップ) 」の3つのG1レースをそれぞれ制覇した、「JBC レディスクラシック」の「メーディア」、「JBC スプリント」の「エスポワールシチー」、「JBC クラッシック」の「ホッコータルマエ」の3頭も出走します。
人気は、その「JBC クラッシック」の覇者「ホッコータルマエ」に集中しているようですが、ほかにも各年代のダートを得意とする名立たる馬たちが勢ぞろいしていた、とても楽しみな一戦です。
このレースで引退する馬、今が充実期の馬、そして、これからのダート界を背負っていく馬。それぞれの思惑が交差し、推理は難解です。
ちなみに、今回唯一の外国馬、アメリカから参加の「パンツオンファイア」に騎乗する「スティーヴンス」騎手にも注目です。
「ゲイリー・スティーヴンス」騎手はアメリカの騎手で、1963年3月6日生まれの50歳。1990年、1998年の全米リーディングジョッキーで、1997年にはアメリカ競馬殿堂(ホールオブフェイム)に選出されています。
1999年冬、持病となっていた右膝の関節炎が悪化したため、1度目の現役引退。
翌2000年に復帰し、2003年にアメリカの雑誌「PEOPLE」誌の「世界で最も美しい50人」のうちの1人に選ばれたり、アメリカで2003年に公開された映画『シービスケット』では、主役のポラード(トビー・マグワイア)のライバル‘アイスマン’ウルフを演じています。
2005年11月26日に減量苦とそれに起因する騎乗回数減少を主な理由として2度目の現役引退するも、今年、2013年1月、2度目の現役復帰し、「プリークネスステークス」などで勝利を挙げています。
日本では1991年に初めて騎乗し、同年の「ジャパンカップ」を「ゴールデンフェザント」で優勝するなど、通算26戦して3勝を挙げているジョッキーです。注目しましょう。
さあ、今年の中央競馬のG1も、残すところ、この「ジャパンカップダート」を含めて総決算の「有馬記念」まであと4レースです。楽しみましょう。それでは。
<JRA ジャパンカップ 出馬表>
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2013/1201_1/syutsuba.html
<JRA ジャパンカップ データ分析>
http://jra.jp/keiba/thisweek/2013/1201_1/
投稿者:森ちゃまat 23:59| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)