2013年12月06日
2歳女王決定戦!
2013年の中央競馬のG1戦線も、残すところ、今週の女の子の新人王決定戦「阪神ジュベナイルフィリーズ」、来週の男の子の新人王決定戦「朝日杯フューチュリティステークス」、そして、G1競走の最後を飾るファン投票人気馬とJRAの推薦馬で争われる、12月22日(日)のグランプリ「有馬記念」と、あと3戦となりました。
さて、今週の女の子の新人王決定戦「阪神ジュベナイルフィリーズ」は、まさに2歳牝馬の女王決定戦です。写真は、去年のこのレースのゴール前のシーンです。
牝馬の競走馬は2歳でデビューし、3歳で「桜花賞」、「オークス」、「秋華賞」の牝馬三冠レースに挑戦し、4歳で古馬となり、その後、引退して、繁殖牝馬となります。
この「阪神ジュベナイルフィリーズ」は、そんな2歳でデビューした女の子の初めてのG1競走であり、来年の牝馬三冠レースを占う重要なレースとなっているのです。
過去には、このレースを制した、第57回の「テイエムプリキュア」、第58回の「ウオッカ」、第59回の「トールポピー」、第60回の「ブエナビスタ」、第61回の「アパパネ」などがその後、名牝となっています。
このレースのレコードは、あの「ウォッカ」の出した1分33秒1で、いまだ破られてはいないのです。
また、今年は第65回となっていますが、第1回から第7回までは「阪神3歳ステークス」、第8回は「京都3歳ステークス」、第9回から第42回までは「阪神3歳ステークス」、そして、第43回から52回までは「阪神3歳牝馬ステークス」というレース名でしたので、「阪神ジュベナイルフィリーズ」となってからは、本当は第13回のレースとなります。
そんな今年ですが、すでに行なわれた2歳の重賞競走9レースのうち、7レースが牡馬混合戦だったのですが、その結果は牝馬の5勝2敗で、今年の牝馬は「レベルが高い」と言われはじめているようですよ。
ちなみに、このレースの前哨戦でもある「ファンタージーステークス」を勝った「ベルカント」が、このレースではなく、来週の男の子の新人王決定戦の「朝日杯フューチュリティステークス」に挑戦するのを決めたのも、そんな今年の状況が後押ししているのだと思われます。
「ベルカント」は不在ですが、今年の「朝日杯フューチュリティステークス」には、そんなレベルの高い、将来の名牝のタマゴ達が集まってきました。
中でも注目は、今年のリーディングサイアーの総合ランキング1位をほぼ確定しているあの「ディープインパクト」の娘、「ハープスター」。
2戦2勝で、前走の新潟2歳ステークスは父を彷彿させる上がり3ハロン32.5秒の末脚で17頭をごぼう抜き、2着を0.5秒引き離しています。
「ディープインパクト」産駒は、今回、珍しく「ハープスター」1頭のみの出走で、さらに注目が上がります。唯一、8月以来3か月ぶりのレースとなるのが不安材料でしょうか?
そして、もう1頭は3戦3勝の「ホウライアキコ」です。和田竜二騎手が騎乗していることもあり、あの"和田アキ子"を連想させていることもあり、注目度が上がる中、勝ち続けているのは実力があるのに間違いなく、今回も注目が必要です。
和田騎手は2001年のあの「テイエムオペラオー」の天皇賞・春以来のG1制覇がかかります。
上記の2頭以外にも全勝馬があと2頭います。
ともに2戦2勝の「フォーエバーモア」と「レッドリヴェール」です。2頭とも"底"を見せていない訳ですから、勝っても不思議ではありません。
その他にも、東京競馬場での前哨戦「アルテミスステークス」で驚異の末脚33.9秒を見せた「マーブルカテドラル」や、京都競馬場での前哨戦「ファンタジーステークス」で、のちに「朝日杯フューチュリティステークス」に挑戦することになった「ベルカント」の2着だった「モズハツコイ」、全勝ではないものの、3戦2勝2着1回の「マジックタイム」、2010年の第62回の覇者「レーヴディソール」の妹「レーヴデトワール」などがいます。
そしてもう1頭、天才「武豊」から名手「ミルコ・デムーロ」に乗り替わった「クリスマス」にも注目が必要です。伊達に3戦連続1番人気になっていないはずです。時期が時期だけに"馬名"が気にかかります。
ただ、全体的にはまだ2歳馬であり、牝馬の戦いでありますので、何が起こっても不思議ではありません。これら以外の馬、すべてにチャンスがあるわけです。
「ジュベナイル(Juvenile)」とは、英語で2歳馬のこと。
「フィリー(Filly)」とは牝馬、特に4歳までの牝馬のこと。
この言葉には「社交界にデビューする少女(女性)」という意味も含まれているそうです。
さあ、競馬の醍醐味、推理を楽しみましょう。それでは。
<JRA 阪神ジュベナイルフィリーズ>
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2013/1208_2/syutsuba.html
さて、今週の女の子の新人王決定戦「阪神ジュベナイルフィリーズ」は、まさに2歳牝馬の女王決定戦です。写真は、去年のこのレースのゴール前のシーンです。
牝馬の競走馬は2歳でデビューし、3歳で「桜花賞」、「オークス」、「秋華賞」の牝馬三冠レースに挑戦し、4歳で古馬となり、その後、引退して、繁殖牝馬となります。
この「阪神ジュベナイルフィリーズ」は、そんな2歳でデビューした女の子の初めてのG1競走であり、来年の牝馬三冠レースを占う重要なレースとなっているのです。
過去には、このレースを制した、第57回の「テイエムプリキュア」、第58回の「ウオッカ」、第59回の「トールポピー」、第60回の「ブエナビスタ」、第61回の「アパパネ」などがその後、名牝となっています。
このレースのレコードは、あの「ウォッカ」の出した1分33秒1で、いまだ破られてはいないのです。
また、今年は第65回となっていますが、第1回から第7回までは「阪神3歳ステークス」、第8回は「京都3歳ステークス」、第9回から第42回までは「阪神3歳ステークス」、そして、第43回から52回までは「阪神3歳牝馬ステークス」というレース名でしたので、「阪神ジュベナイルフィリーズ」となってからは、本当は第13回のレースとなります。
そんな今年ですが、すでに行なわれた2歳の重賞競走9レースのうち、7レースが牡馬混合戦だったのですが、その結果は牝馬の5勝2敗で、今年の牝馬は「レベルが高い」と言われはじめているようですよ。
ちなみに、このレースの前哨戦でもある「ファンタージーステークス」を勝った「ベルカント」が、このレースではなく、来週の男の子の新人王決定戦の「朝日杯フューチュリティステークス」に挑戦するのを決めたのも、そんな今年の状況が後押ししているのだと思われます。
「ベルカント」は不在ですが、今年の「朝日杯フューチュリティステークス」には、そんなレベルの高い、将来の名牝のタマゴ達が集まってきました。
中でも注目は、今年のリーディングサイアーの総合ランキング1位をほぼ確定しているあの「ディープインパクト」の娘、「ハープスター」。
2戦2勝で、前走の新潟2歳ステークスは父を彷彿させる上がり3ハロン32.5秒の末脚で17頭をごぼう抜き、2着を0.5秒引き離しています。
「ディープインパクト」産駒は、今回、珍しく「ハープスター」1頭のみの出走で、さらに注目が上がります。唯一、8月以来3か月ぶりのレースとなるのが不安材料でしょうか?
そして、もう1頭は3戦3勝の「ホウライアキコ」です。和田竜二騎手が騎乗していることもあり、あの"和田アキ子"を連想させていることもあり、注目度が上がる中、勝ち続けているのは実力があるのに間違いなく、今回も注目が必要です。
和田騎手は2001年のあの「テイエムオペラオー」の天皇賞・春以来のG1制覇がかかります。
上記の2頭以外にも全勝馬があと2頭います。
ともに2戦2勝の「フォーエバーモア」と「レッドリヴェール」です。2頭とも"底"を見せていない訳ですから、勝っても不思議ではありません。
その他にも、東京競馬場での前哨戦「アルテミスステークス」で驚異の末脚33.9秒を見せた「マーブルカテドラル」や、京都競馬場での前哨戦「ファンタジーステークス」で、のちに「朝日杯フューチュリティステークス」に挑戦することになった「ベルカント」の2着だった「モズハツコイ」、全勝ではないものの、3戦2勝2着1回の「マジックタイム」、2010年の第62回の覇者「レーヴディソール」の妹「レーヴデトワール」などがいます。
そしてもう1頭、天才「武豊」から名手「ミルコ・デムーロ」に乗り替わった「クリスマス」にも注目が必要です。伊達に3戦連続1番人気になっていないはずです。時期が時期だけに"馬名"が気にかかります。
ただ、全体的にはまだ2歳馬であり、牝馬の戦いでありますので、何が起こっても不思議ではありません。これら以外の馬、すべてにチャンスがあるわけです。
「ジュベナイル(Juvenile)」とは、英語で2歳馬のこと。
「フィリー(Filly)」とは牝馬、特に4歳までの牝馬のこと。
この言葉には「社交界にデビューする少女(女性)」という意味も含まれているそうです。
さあ、競馬の醍醐味、推理を楽しみましょう。それでは。
<JRA 阪神ジュベナイルフィリーズ>
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2013/1208_2/syutsuba.html
投稿者:森ちゃまat 23:59| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)