「天皇杯」 決勝に駒を進めたのは?
サッカーの第93回「天皇杯」全日本選手権大会。
ベスト4が激突した準決勝2試合は、ともに"激戦"となりました。
第1試合は、「横浜・F・マリノス」vs「サガン鳥栖」。
試合は後半残り5分まで、0対0の均衡が続く緊迫した展開。延長戦かと思われた後半41分、「横浜・F・マリノス」が兵藤慎剛の左足シュートで先制、均衡を破ると、ロスタイム4分、今度は中村俊輔が左足でダメ押しの追加点を決め、ギリギリまで善戦していた「サガン鳥栖」も万事休す。、「横浜・F・マリノス」が2対0で21年ぶりの決勝進出を決めました。
第2試合は、「FC東京」vs「サンフレッチェ広島」。
試合は前後半、目が離せないほどの展開。攻守が目まぐるしく交替、まさにどちらが勝ってもおかしくない攻防で、0対0のまま延長戦に入るも同じような展開が続き、結果は0対0で、PK戦へ。
PK戦は先行の「FC東京」が3人連続で決めたのに対し、「サンフレッチェ広島」はナント2人が失敗。まさに絶対絶命のピンチ。
そのピンチを救ったのは、「サンフレッチェ広島」のゴールキーパー西川周作。「FC東京」の4人目と5人目を止め、自らもPKを決める活躍で、5人が終わった段階で3対3の同点へ。
6人目はそれぞれが決めた7人目、またも西川が「FC東京」の7人目を止め、PK戦5対4で逆転勝利。「サンフレッチェ広島」が6大会ぶりの決勝進出を決めました。
その結果、元旦に行われる決勝戦の対戦カードは、奇しくも、今季のJ1で逆転優勝した「サンフレッチェ広島」と勝ち点差1で惜しくも優勝を逃した「横浜・F・マリノス」との戦いとなりました。
ちなみに、天皇杯の決勝が今季のJ1の1位と2位の対戦となったことで、J1の1〜3位と天皇杯優勝チームに出場権が与えられる来季の「アジア・チャンピオンズリーグ」(ACL)の出場枠4チームのうち、天皇杯優勝チームがすでに出場権を得ているチームとなることが確定したため、J1で4位だった「セレッソ大阪」が繰り上がり、同3位の「川崎フロンレ」に続き、4チーム目の出場権を得ることになりました。
上記4チームには「グラブ・ワールドカップ」の出場権を得るために、来季は是非、アジアチャンピオンを本気で狙ってほしいものです。
さて、元旦決戦。
「横浜・F・マリノス」vs「サンフレッチェ広島」。
場所は「国立」。14時キックオフ。
試合は、当日13時50分からNHK総合で生中継されます。
今季J1の1位と2位の戦い。ともに準決勝の試合内容からしても、白熱の試合が期待できます。
高いレベルでの戦いが、「ワールドカップ・イヤー」早々に楽しめそうです。それでは。
<日本サッカー協会 天皇杯>
http://www.jfa.or.jp/match/matches/2014/0101tennouhai/index.html
<NHKスポーツオンライン 天皇杯>
http://www1.nhk.or.jp/sports/tennouhai/index.html
投稿者:森ちゃまat 23:55| お知らせ | コメント(1) | トラックバック(0)
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