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2012年04月23日

ローマは1日にしてならず(M様の懸賞パズル当選への道)

左片麻痺で要支援状態のM様は、週2回半日、通所リハビリをご利用していただいています。

週に1回は映画館へ、隣市で独居のお母様のおうちにも頻繁に顔を出し、洗濯をされるなどの家事介助をされ、暖かい時期にはゴルフの練習に出かけられ、とても理想的な活動をされておいでます。
ご利用開始以来、頭の体操・余暇活動として懸賞パズル(漢字パズルが主)をおすすめし、今では他利用者様への問題用として原本をコピーした後、パズル誌に直接ボールペンで書き込みされておいでます。ある程度解かれたら、ご自身で解答ハガキを投稿されています。以前、その雑誌1冊分の図書カードが当たったことがありますが今回は血圧計が当たり、自分には必要がないと寄贈してくださいました。

M様のメニューは
・ベッド上体操 
・屋外不整地歩行(10分以上) 
・階段昇降、20cm台段昇降 
・立位体操 
・手指巧緻動作  
・物理療法、その他
を黙々とこなされます。
心身機能の維持・改善も1日にしてならず!!  

そして、なじみの利用者様への話題の提供や活動へのお誘い、先輩利用者としてピア(同じ病気・障害を有する仲間)に、生きたアドバイスをしていただくことがあります。 

「何度出してもなんも当たらん」とM様。OT(作業療法士)の私は、懸賞の先輩として「ハガキは丁寧に気持ちを込めて・・・」とアドバイスしています。最近の私は、まとめてインターネット応募なのでハガキに色をつかったりコメントを書いたりしていた頃が懐かしいです。その頃は、高額や豪華賞品もよく当選したなぁ・・・。今はパズル人口が増えたので、本当に当選への道は険しいようです。

投稿者:リハボスat 11:10| 通所リハビリ | コメント(0) | トラックバック(0)

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