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2014年05月09日

昔取った杵柄(老健ふぃらーじゅ通所リハビリ)

今回は老健ふぃらーじゅの通所リハビリをご利用いただいている男性利用者様(91歳・要介護3・週1回利用)をご紹介いたします。

身体・ADL面では、施設内移動は車椅子両足駆動ですが、車椅子移乗が軽快になり、どっしりとした馬蹄型歩行器から歩行車へ、更にノルディックポール(両手)での歩行練習まで可能になられました。

精神・認知面も特に問題はなく、難度の高い頭体操プリントも自主的にこなされておいでますが字がやや小さく書痙傾向にあります。
以前から季節のグリーティングカードを海外とやりとりされているのは伺っていましたが、最近は直筆では字が震えてうまく書けない。遥か昔は英字タイプライターを使っていたとのお話でした。
パソコンは使った事はなく、ワープロを使っていたが、今は画面のコントラストが悪く打ち込んだ文字が見えにくいとのことでした。

そこで『パソコンで文章が打てるように練習しましょう』ということで初めてパソコンに触れたのが4月24日でした。
明朝フォントでサイズ24ぐらいの大きさで打つ事で自分の打った文字を確認する事が出来ました。

まずはローマ字変換で日本語の文章を打ちました。キーの場所は手が覚えているので(手続き記憶)、速く打たれましたが一部斜め下のキーにまで触れてしまい誤変換する事が多々ありました。
続いて直接の英文打ち、ギョギョギョ!!!下書きもなくすらすらと文字を打ち込まれます。
また日本語に比べてほとんど子音文字の重ね打ちがない!!

男性最高齢のK.T様の打つ英語が理解できるように、またアドバイスできるように周囲の私たちも精進しなければいけないと思える発見でした。


投稿者:リハボスat 17:06| 通所リハビリ | コメント(0) | トラックバック(0)

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