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2018年08月24日

リハビリでのアプリ活用

以前にもいくつか掲載させていただきました。

今回は2つのアプリを紹介しますね。

 

ひとつは ActVoice Smart というアプリです。

「絵カード」 「環境音カード」 「歌カード」 があり、スタートを押すと、

 マイクが作動し、こちらの発した音・言葉を感知してくれます。

 絵を見て正しく認知して呼称できるか。

 正しく発語・発音できているか、聴き取られた言葉が画面に表れます。




次は、つい最近、訪問リハビリで介入し始めた、時の失見当と短期記憶障害が重く残存している身体麻痺のない方に、何か良いアプリはないかと、Google Play ストアで検索してみつけたものです。しかし、無料は60日間のようです。

「あらた」と言います。

 

まだ、使用して2回目ですが、とても優れものに感じます。監修者(開発者?)は、神戸大学大学院 保健学研究科 種村留美教授 OTさんなんです。

 

まず、この利用者様は退院後に何もサービスに繋がらなかったのです。主介護者である夫氏が町包括に相談し、とりあえず訪問リハビリが開始になりました。

体験の訪問リハビリを含めて本日は3回目となります。退院後初めて、新たに取りつけたIH調理器を使って夕食の献立を2品を作るために、冷蔵庫の中身などを確認し、このアプリに予定内容とタイマー機能をご自身で入力していただきました。初めてIHを操作し、鍋にお湯を沸かしました。

 

入力した時刻に、プルルンという呼び出し音に続き「スケジュールを確認しましょう」という音声が7回なりました。

 

さて、本日、午後5時から、彼女は「豚肉ともやしの醤油和え」と「レタスとトマトのサラダ」を作ることが出来たでしょうか。




投稿者:リハボスat 15:03| 通所リハビリ | コメント(0) | トラックバック(0)

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