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2020年04月18日

難問が重なる時は


国や自治体の新型コロナウイルス対策をみていると方向性が定まらずガッカリすることが多く日本の実力の低下を思い知らされます。 先ず何を大事にするかを決め複数の手段を使い問題を解決していくのですが上手く運んでいないようです。法律で決めたら考えることを放棄したかのように法律で縛られ身動きがつかない状態です。 完璧な法律は事態の後でなければ完成しません。事態のほうが法律の先を行くのです。普段はスピード違反など弾力的に法律を運用しているのが、極めて大事な事に遭遇するとガチガチの運用で身動きがつかなくなるのは日本人の頭の悪さとみなされるでしょう。 太平洋戦争(日本とアメリカの)当時、日本軍の戦法はその都度修正や転換のないまま繰り返されるので米軍に驚かれたようですが(当然敗けます)、想像力とリアリズムの欠如は身を亡ぼすことになりかねません。 修正を重ねることは正しい方法であると考えることが重要です。特に事態が急速に動いている時はそれを義務と考えるのが良いでしょう。

投稿者:KUSUat 23:46| 日記