2011年4月26日
想像力
先日、紀伊半島の南端 和歌山県の現場に行きました。現場宿では幸い鉄筋コンクリート4階で寝泊りしていました。
幸いと言うと誤解があるかもしれませんが、今のこの御時世
津波に対して関心が無い方がいらっしゃるでしょうか?
和歌山県というと、ほとんどが海岸線に沿った町並みで
三重県と同じく過去の津波被害に敏感な土地です。
国道を走っていると海抜10m以下の堤防やガードレールに
津波浸水を表す青色の破線テープが貼られています。
海上に目をやると、大きな旅客船やタンカー、貨物船が
多く見えて半島の先端であることが想像に難しくありません。
その昔、明治の頃にトルコの軍艦が嵐で座礁し、
この地で多くの犠牲者を出しながら幾らかの船員、軍隊が
現地の方に助けられたそうです。
想像できるでしょうか?
続きを読む...