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2013年12月14日

サンシャイン・アクアリウム!

 私が18歳で上京した際、日本最高を誇ったサンシャイン60。徐々に都内を問わず、建造物のノッポ化は進み、都庁・東京ガス「パークハイアットホテル含む」本社ビルなど既にサンシャイン60ビルを追い抜いたビルは数限りない。

 都内近郊を含め乱立する高層建築、その中で陳腐化した、サンシャイン水族館を再生し、観客動員数を増やしている、「アクアリウム・プロデューサー」がいる。中村元氏という方だ。どの様な分野でもプロフェッショナルはいるが、彼の手法は特別だ。限られたビルの空間内で、水の循環や照明を駆使して少しでも開放的なアクアリウム空間に仕上げた。

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特記すべきなのは、これ新規プロジェクトとして計上されたものでなくリニューアルもしくはリノベーションのプロジェクトであることだ。失敗は許されず、失敗すれば即廃棄に等しい極めて酷なプロジェクトであり、責任も追及される。日本だけでなく、欧米・アジアすべてがこのようなストレスにまみれたプロジェクトを多数抱えている。

 私は今までアクアリウム・プロデューサーなる存在を知らなった。様々な記事等を参考するにつれ、限られた空間で水槽の奥行きを表現すため、水槽の砂の色・照明の数の調整を行い、遠近法を用いて奥行き感を表現している。

 基本的に水族館の専門家であるアクアリウム・プロデューサーといえど照明:ライティングの細かな設置位置や光源の適切なセレクト及び・水槽内の魚に影響を与えない光源フィルターの選別から来場者の歩行通路の設置条件まで多分事細やかに選定できるはずもない。基本的には照明コンサルタントとのコラボで制約条件をクリアし実施設計・オープンにこぎ着けたのだろうと感じた。

 あくまでプロデューサーであり情報収集については個々の専門分野の条件をいかに集約し、設置条件・コストに頭を悩ましながらもリノベーションを果たしたのだろうと感じた。実際に小娘と来場し体感したが完成度の高さに感心したのはいうまでもない。娘も帰り際に「もう一回」!だった。彼のプロデュースは間違いなく成功だ!ちなみに娘は2回も新江の島アクアリウム体験している。

The End!

 これ再アップだが新築だけでない保全でかっこいいリノベーションが21世紀大事の意味コミコミで。当たり前だがリサイクルをポジティブに…だ!サナトリウム→アクアリウムねっ(笑)!

尊敬する大門軍団・渡団長の一言。確信致しました!
感謝の一言です。「無心→武信→武神」→武親でございます。
またしばらくレーテスト年明け大安吉日にでも(微笑)。
失礼っ!岡山武弘より。

投稿者:Lighting-TOat 14:35| その他 | コメント(0) | トラックバック(0)

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