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2014年01月06日

モンテナポレオーネ通り!

  本田君ACミラン移籍に敬意を祝しとチャリティに関しても願い!これも再アップ!

  EUの経済圏が構築され20年超になる。ファッションについてそう語れるわけではないが、相変わらずパリ・コレションやミラノ・コレクションなどといった情報は日本の女性誌・テレビなどメディアを賑わしているようである。

  イタリアはギリシャほどではないがかなりEUの中でも厳しい立場に立たされている。しかし、とりわけミラノのモンテナポレオーネ通りには世界中から先端ファッションを求めて観光客が途絶えることはない。

  既に老舗ブランドなのかもしれないが「PRADA」「ETRO」を始めとした本店がひしめいているのがこの通りだ。同ブランドのファンに言わせれば日本で入手の難しいアイテムが手に入るそうだ。

  ただ「PRADA」本店の脇に露店が並び、「PRADA」に酷似したワレット(財布)などが売られている光景を目にした。後に知り合いのイタリア人に尋ねたところ、根本的に「メイド・イン・チャイナ」で縫製が良いか悪いかの違いだけ、出荷元は同じらしい。それで「わけあり品」として許可しているらしいとの事だった。

  世界の富裕層が観光やショッピングを楽しむこの通りの先には「ドゥオーモ大聖堂」があり昼夜問わず観光客が途絶えない。ただこの広場を訪れる際は気を付けねばならない点がある。それは「ジプシー」と呼ばれる移民達の存在だ。

  決して人権無視をするつもりなどない。彼らは仕事にありつけず十分な収入を得られない。そのため子供を利用してまでも不意をつき観光客のポケットをあさる行為にでることがある。私も遭遇したが実被害には遭わなかった。ただ10歳にも満たないような子供たちが学校にも行けずこのような行為を日々繰り返しているのかと思うと大変心が痛んだ。

  現在はスマホやタブレットなど国際標準の携帯端末で地図や身近なファッション・グルメ情報検索を行いながらスマートに旅をと考えるのが当然だが、軽々しく取り出さない方が良いだろう。不意をついて端末ごと持ち去られることもある。

  近づく子どもが油断できないのが悲しい現実だ。彼らには充電ケーブルや日本仕様など、どうでもよく日々の生活の糧にする事だけが目的だ。差別をしているわけではない。貧富の差拡大は増々全世界・国際的に重大な問題になってきている。

The End!

投稿者:Lighting-TOat 05:40| その他 | コメント(0) | トラックバック(0)

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