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2012年11月10日

愛称は「富山きときと空港」に決定!

 来年、開港50周年を迎える富山空港の愛称が「富山きときと空港」に決まったそうです。

 富山県は県民により愛着をもってもらい、利用者の増加につなげたいと富山空港の愛称を検討していました。
 県ふるさと教育推進協議会がこれまで絞り込んでいた富山空港の愛称候補は、県の鳥にちなむ1.「富山らいちょう空港」、立山連峰にちなんだ2.「とやまアルペン空港」と、3.「とやまアルプス空港」、そして富山弁を使った4.「富山きときと空港」でしたが、昨日の協議会の会合で石井隆一富山県知事が「富山きときと空港」に決め、発表に至ったとのことです。

 全国では27の空港にすでに愛称があり、「たんちょう釧路空港」、「出雲縁結び空港」、「高知龍馬空港」など、地域ゆかりの動物や人物の名を付けた例はあるものの、方言が用いられた例は、富山空港が全国で初めてとなるようです。

 ちなみに、「きときと」は富山弁で「新鮮」を意味する言葉です。
 富山県の北陸新幹線開業に向けたキャッチフレーズは「きてきて富山 きときと富山」で、富山県の観光・地域振興局観光課が発行している観光広報の名前は「パノラマ キトキト」です。

  石川県の小松空港や能登空港には残念ながらまだ愛称は決まっていませんが、空港利用者に空港をより親しみやすく、より身近に感じてもらうために公募・選定されたキャラクターとして小松空港には「こまQ(こまきゅう)」、能登空港には、「スカイのっぴー」がいます。
 「こまQ(こまきゅう)」は小松で有名な「勧進帳」の安宅の関の弁慶をモチーフに、小松空港から明日に向かって力強く飛び立とうとするジェット飛行機をイメージしたデザインのキャラクターで、「スカイのっぴー」は顔がひらがなの「のと」でしっぽが能登半島と同じ形になっているキャラクターで、お互いがお友達同士という設定になっています。

<こまQ>
 http://www.komatsuairport.jp/komatsusypher/www/chara/koma_q.html
<スカイのっぴー>
 http://www.noto-airport.jp/notosypher/www/chara/index.html

 富山空港としては、2015年春に北陸新幹線が開業する前に何とかアピールしておきたいのは確かで、石井富山県知事は「『きときとって何?』と思わせることで、富山空港、富山県をアピールするきっかけになれば」と話しているとのことです。 

 今後、「富山きときと空港」という愛称を耳にする機会が増えそうです。
 
   小松空港や能登空港にもし愛称を付けるとしたら・・・。秋の夜長に考えてみては、いかが。それでは。

投稿者:森ちゃまat 22:58| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)

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