デビュー50周年 ザ・ビートルズ
"THE BEATLES (ザ・ビートルズ)"
ビートルズがデビュー・シングル「ラヴ・ミー・ドゥ」をパーロフォンレーベルからリリースしたのが、1962年10月5日。17センチのアナログ・シングル盤で、B面には「P.S.アイ・ラヴ・ユー」が収録されていました。ここからビートルズの神話が始まりました。
デビュー50周年となる今年、この音楽史における重要な節目を記念して、アップルとEMIから、オリジナルのパーロフォンのシ゜ャケットを用いた限定盤のレプリカ・シングルが17センチのアナログ・シングル盤で、いよいよ今週の11月14日にリリースされます。
その音源は1970年の解散から39年後の2009年にCDのカタチで発売され、7ヶ月で1,700万枚というセールスを記録したあのモノ・リマスターで、さらにサウンドのエキスパートたちがEMIのアビィ・ロード・スタジオに集結し、アナログ盤LPの新たなバージョンを作り出したと発表されており、最高級のリス二ング体験が期待できそうです。
また、同時に、ビートルズのスタジオ・アルバム全14作品についても、すべてモノ・リマスター音源で、ステレオ・アナログ盤LPとして発売されます。
シングルは1,000円、LP1作品3,800円、全LP14作品をセットした「BOX」は59,800円と値段も妥当な感じとなっています。
新LPはすべて、オリジナルジャケットのアートワーク等を完全に再現した180グラムの重量盤として発売されます。
これは、レコード盤をそのレコードが象徴するアートワークデザインが描かれたアルバムジャケットから注意深く取り出し、プレーヤーにセットし、そっと針を降ろして聴くという、アナログ盤独特の魅力そのものも蘇えらせることができることになるので、往年のビートルズファンの期待に必ず、応えてくれるはずです。
ちなみに、アナログ盤レコードを再生するには、その当時は必ず、一家に1台はあった「レコードプレーヤー」が必要となるのですが、デジタル音源全盛期の今の時代、カセットテープはもちろん、MDを再生する機器もない家が多いのではないのでしょうか?
そんな中、「レコードプレーヤー」なんて、もう売っていないのではと思われそうですが、レコード自体、2010年を底に、その後、ジャケットを活用してゲームやアニメのコレクターアイテムとして発売されたり、限定的ですが、「スクラッチ音」を出すためのDJ用とかに販売されていたりして、さらに音質の良さが見直されてきたこともあり、CDにはまったく及びませんが盛り返しているとのことで、 「レコードプレーヤー」についても、思ったよりコンスタントに売れているそうで、探せばまだまだいろんな種類が販売されているそうです。
初めて自分のお金で買ったレコードは、ビートルズの「レット・イット・ビー」のシングル盤。1970年の春、小学校を卒業し、中学に入る前だったのを覚えています。歌謡曲よりは洋楽というよりも、ビートルズだけでした。
それから40数年、今はiPhoneで聴くビートルズ。いまだに飽きもなく、新鮮ですが、久しぶりにレコード、アンプ、スピーカーでビートルズを聴きたくなったニュースでした。それでは。
<ビートルズ オフィシャルサイト>
www.emimusic.jp/beatles/
投稿者:森ちゃまat 22:56| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)