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2012年11月22日

改訂版「逆さ地図」を買ってきました。

 話題の富山県発行の改訂版「逆さ地図」を買ってきました。

 正式名称は、「環日本海・東アジア諸国図」。通称、「逆さ地図」です。
 1部300円(税込)で、富山市の富山県民会館1階にある「富山県刊行物センター」(076-432-3111)で販売しています。興味のある方は、郵送での購入も可能ですよ。

 まずは、見てください。富山県が中心です。
逆さ地図

 





 この地図は、富山県が作成した地図(の一部)を転載したものである。(平24情使第238号)

 今回、この「環日本海・東アジア諸国図」を書籍やホームページ等に掲載する場合は、別途掲載許可申請が必要とのことで、事前に「掲載許可申請書」にて申請し、平成24年11月20日付で、石井隆一富山県知事から、ちゃんと「建技第549号」の承認を受けています。念のため。


 さて、この日本海を中心に南北を逆さにした通称「逆さ地図」は、見慣れた世界地図を回転させたユニークな発想が人気の富山県のロングヒット商品です。

 1993年に国土地理院が発表した「日本の重心は富山湾沖にある」との測量分析結果を受け、富山県が進めている環日本海交流拠点作りを国内にPRするとともに、中国、ロシア等の対岸諸国に対し、日本の重心が富山県沖の日本海にあることを強調するため、従来の視点を変えて北と南を逆さにし、大陸から日本を見た地図として、富山県が国土交通省国土地理院長の承認を得て、1994年に作られた地図です。

 この「逆さ地図」の初版は、1994年に発行され、当初は学校などへの配布用だけだったようですが、要望が多かったため、1995年から一般向けに販売され、これまでに3万部以上が売れたようですが、近年、富山県の近隣諸国との交流圏が拡大してきていることや、近年の交通網の整備状況等を反映したものにするため、今回、発行後、初めて改訂されたようです。
  
 改訂前の正式名は「環日本海諸国図」で、縮尺は1/350万でしたが、改訂版の縮尺は1/450万になっています。また、改訂版は2012年8月7日に発売され、すでに約1400部を販売しているとのことです。

 富山県庁の3階の廊下にも貼ってありました。さすがです。富山県庁の逆さ地図高岡支店の逆さ地図








 見慣れるまでには、時間がかかりそうです。やはり違和感が・・・。

 ちなみに、南半球の国「オーストラリア」のおみやげ店には、地図の上辺を南極(つまり上下を逆転)にしている世界地図が売られています。それでは。

逆さ世界地図

投稿者:森ちゃまat 23:20| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)

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